前回のブログより続き。
大阪/心斎橋にオープンしたロルフィングFANFARE.にお邪魔してきました。
今回の大阪への脚は、最近良くお世話になるJetstarを利用しました。
東京/成田から大阪/関西国際空港までのフライトは約1時間。
ちかっ。
埼玉の家から成田空港へ行く時間よりもフライト時間の方が短いっていう、ね…笑
photo credit: Frans Persoon via photopin cc
そんな便利な飛行機ですが、今回乗ってみて初めて気付いた事がありました。以前まではなんで気付かなかったんだろう?ロルフィング10シリーズを受け始めて、体の感覚が敏感になってきたのでしょうかね。
飛行機の背もたれに長時間寄りかかると腰・背中が痛くなる
フライト前の、機内に搭乗して座席に座った時点で気付いた事がコレ。ちなみに席は通常料金のエコノミーです。
「1時間くらいの短いフライトだけど、朝も少し早かったからちょっと寝よう〜….」と思って体を預けた僕は衝撃を受けました。
背もたれに寄りかかると、背中が丸くなる。そして背中が丸くなると胸郭が狭まるので、呼吸が浅くなる。
Oh…orz
なんでだ!?と思い飛行機の座席を改めて見ると、なぜか背中と腰あたりが後ろに窪んだ形状になっているんですよね。そのため、座席に背中を預けるように寄りかかると、強制猫背製造機(?)のように、無理矢理背中が丸まってしまう…
これ、長時間座るにはけっこう無理のある姿勢です。
飛行機メーカーさんよ。なぜあの設計で椅子を作ったのだ。体の大きい、欧米人向け設計なのだろうか。
腰が痛くならない対策のあれこれ
そこで、飛行機を降りた途端に腰や背中が痛くて仕事やバカンスどころじゃなくならないように、いくつか対策を挙げてみました。
背中にブランケットを置く
たいていの飛行機内では、寒いお客さん用にブランケットを貸し出してますよね。これを畳んで、座席の腰と背中あたりに当たるように置くと、背中が丸まらないので姿勢をキープできます。背中が伸びると全面の胸も開いた状態をキープできるので、呼吸も楽になりますよ。
ちなみに僕は今回、上着を畳んで背中に置いていました。
冬場かつ、クッション代わりにしても大丈夫な(やっすい)上着だったので出来た技ですが、それだけでもけっこう効果はありましたよー。
ちなみに飛行機でレンタルできる枕を、首もとではなく腰に置いて背中が伸びた状態をキープするのも効果的。
空気で膨らますクッションを活用する
探してみたところ、こんなグッズを発見。
自動で空気が入るクッション。
へーこれイイね!
機内でこれを膨らませて、腰と背中部分に置けばかなり楽な姿勢をキープできると思います。
なるべく骨盤が立った状態をキープする
あとやっぱり繰り返しになりますけど、骨盤をなるべく寝かさない姿勢をキープするのが一番かな。
腰痛に効果アリ!と噂のバックジョイ【Backjoy】を買ってみた。 | もみほぐし屋の中のヒト
無理にキープするのではなく、身体に負担が掛からない程度に、ね。
骨盤が立つと自然と背中〜首にも負担が少ない姿勢になります。
「骨盤が立つっていう感覚が分からない!」っていう人は、椅子に座って両手をお尻の下に入れて、座骨(お尻の両方にある出っ張った骨)の部分で体重を支えて座るようにしてみてください。その時の骨盤の状態が、”骨盤が立ってる”っていう状態です。しっかり骨盤が立つと、自然と背筋がスッと伸びるような姿勢になると思いますよ。
1時間に1回、席を立つ
これ、単純だけどもかなり大事です。
トイレに行くでも良いですしちょっと広いスペースにいって屈伸運動をするでも良いですし、とにかく脚を動かすことが大事です。
筋肉はずっと同じ状態にあると固まってしまうものなので、その時はそんなに腰や背中に苦しさを感じていなくとも、予防の意味を兼ねて1,2時間ごとに一度、席を立って脚・背中を動かすと良いですよ〜
まとめ
最近ロルフィング10シリーズを受けていて不自然な姿勢に身体が敏感になってきたのか、不自然な体勢にかなり敏感になってきた感じがします。椅子に座っていても、ちょっと骨盤が倒れていると気持ちが悪かったりとか。長時間、車を運転していて、右足アクセルなのでどうしても左に身体が傾いてしまっているときのナナメ具合が気になったりとか。
身体のセンサーってホントに大事ですね。