「塔の上のラプンツェル」の音楽が想像以上に素晴らしく、「輝く未来/I See the Light」に感動した

アラサー男子の日常

先日。今更ながらディズニー長編アニメの「塔の上のラプンツェル」を初めて拝見しまして。

人によっては「アナ雪よりも好き!」との声も多く伺っていたこの作品。実は僕自身も前々からラプンツェルに使用されている音楽が気になってはいたものの、なかなか背中を押すきっかけもなく実際に観るまでには至らず。。。

しかし、ラプンツェルを人生で初めて観てみた今。ハッキリと言えます。

 

「アナ雪よりも、好きだ!」

(※あくまで個人的な感想です)

 

ちなみに僕がディズニー長編アニメの中で最も好きな作品は「アラジン」でございます。(ストーリー、音楽、キャラクター、全てがど真ん中!)

そこで、そんなアラジン好きの僕が実際に塔の上のラプンツェル観て感じた、「塔の上のラプンツェル」という作品の魅力を以下にまとめてみました。(※特に音楽にグッときましたので、音楽がメインになります!)

アコギサウンドが斬新でPOPなオープニングソングがイイ

ら3

これは塔の上のラプンツェルの冒頭で流れる挿入歌「自由への扉(原題/When Will My Life Begin)」につきまして。

ディズニー映画の特徴といえば、多くの作品冒頭にて一発目に流れるアップテンポの曲。この曲で物語の世界に一気に惹き込まれる事も多いですよね。

そんなディズニー長編アニメ作品のオープニングソングの中でも、アコギをここまで効かせている曲って実はかなりレアなのではないのでしょうか?僕は初めて聴きました。僕自身はディズニー作品をそこまで多くをチェックしている方ではないので、他の作品内にはもしかするとあるのかもしれませんが。。

そんなアコギサウンドも耳に新しく、全体の曲調も耳に馴染みのあるポップ・ミュージックを彷彿とさせるような「ここがサビ!」という、スッと口ずさみやすいメロディー。まさに作中オープニングのラプンツェルの行動ように、「よく晴れた日の朝に掃除洗濯をしながら聴きたい!」と思わせてくれる、素敵な曲だなぁと思います。

メインテーマソング「輝く未来(原題/I See the Light)」が素晴らしい

ら1

こちらは作品の中盤に流れる塔の上のラプンツェルメインテーマ、「輝く未来(原題/I See the Light)」につきまして。

この曲。

個人的には、ディズニー長編アニメの歴史に残るレベルの名曲となりました…

素晴らしい!!

 

本当にイイ曲だなぁと思ってネットにてこの曲の評判を調べてみますと、

「この曲、めっちゃ好き!」「アナ雪よりもラプンツェル!」

という声もやはり少なくなく。やっぱりファンは多いみたいですね〜。日本語verもいいけど、英語verもやっぱりイイんです。


ちなみに僕がこの曲にグッと来たポイントなんですが、この曲自体のメロディの美しさももちろんなのですが、最も特徴的だなと思ったのは大サビ(曲の中で最も盛り上がる場所)の部分のメインパートが男性(作中だとフリン・ライダー)が歌うという点!

これ、ディズニー作品の中ではかなりレアだと思うんですよね。他のディズニーアニメのメインテーマの中で男性が大サビ・メインパートを歌うのは「美女と野獣」くらいなのかな?

僕が初めてラプンツェルを見た際は日本語吹き替え版でしたので、その時に聴いた歌は畠中洋さんが歌われているものでしたが、英語版のザッカリー・リーヴァイさんverも素敵でした。ハスキーで掠れそうで掠れない、絶妙な雰囲気の声!これは思わず聴き入りますなぁ。。

”王子ではなく、一般人”であるフリンに感情移入しやすい

"TANGLED" Flynn ?Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

主題歌のメインパートが男性である件に繋がる点でもあるのかもしれませんが、塔の上のラプンツェルのストーリーは、ラプンツェルのパートナーあるフリン・ライダーに視聴者の男性の多くが感情移入がしやすい内容でもあるのではないかな?と思います。

ある意味、フリンも物語も主役なんですよね。

ちなみにフリンのキャラクター設定としては、「美男子ではあるものの自信家でナルシスト」というもの。これって、実は世の多くの男性(最近は女性にも多い…?)が憧れる、更には自信家でナルシストという部分に関してはそのまま多くの男性が持つ深層心理的に重なる部分も多いのではないでしょうか?

そんな”自分が大好き”な自信家の泥棒フリンが、塔の外の世界というものを全く知らず、自由奔放だけれども自分の意思をしっかりと強く持ち、さらに思いやりや優しさを合わせ持った女性ラプンツェルと共に行動することで、自分自身にはない、彼女の魅力に次第に惹かれていく。お金(ティアラ)ではなく人間性(ラプンツェル)の掛け替えのなさに気づいていく。。。

ディズニー作品の中で、男性キャラが「ごく一般の身分の人」である作品って、実はそんなに多くなかなと思います。ぱっと思いつく範囲ですとアラジン(普通よりも貧しいか?)とアナと雪の女王のクリストフくらい。これは、昔からのディズニー長編アニメの中心となっているテーマが、「幸せを夢見る女の子が成功への階段を二段飛ばしでかけ登っていくストーリー」であるために、”男性側が王子様”という条件はなかなか譲れない所なのかもしれませんが。

そんな訳で、ラプンツェルのストーリーは世の多く男性(または男性の気持ちに理解のある女性)は非常にグッとくる内容になっているのかなと思います。だからこそ、他のディズニー作品とは一味異なる内容にのめり込みやすいのかもしれませんね。

まとめ

ストーリー的に「アラジン」が好きな方には、かなりオススメの作品なのではないかな?と思います。アラジンも市民と王妃との恋でしたもんね。また、別の軸で言うと「芯がしっかりとした強い女性」が好きな男性には響くのではないかな?音楽に関しては個人的に、ディズニー作品の中では文句無しでトップクラスに好きな作品です!(他はに音楽が好きな作品はアラジン・リトルマーメイド)

ぜひ、劇団四季の公演で観てみたいなぁ。いつか公演してくださる事を夢に観ております…!

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