僕の師匠(と、勝手に言わせていただいている)の、柔道整復師でもあるロルファー、佐藤正治さんが、大阪の心斎橋にロルフィング・ボディワークFANFARE.をオープンされたとのことで、ご挨拶がてらお邪魔してきました。
場所的には心斎橋の日航ホテルのすぐ裏という、めちゃくちゃいい立地。東京で言うなら、渋谷マークシティーの裏あたりというイメージでしょうか。
心斎橋って、大丸や高島屋といった歴史ある百貨店と、AppleStoreやUNIQLO、H&M、Forever21などなど最新のカルチャーが共存している刺激的な街です。佐藤さんに伺うと、その土地のイメージも総合して、敢えて心斎橋にオフィスを構えられたそうでした。こうゆう仕事って、やっぱり場所のもつイメージって大事ですよね。マッサージ 店でも、お店の入り口の雰囲気とか店内に入った際のパッと見の印象でその後の評価って大きく分かれますものね。
目標とする人に直接会う事の大切さ
FANFARE.さんのセッションルームには、お祝いに届けられたお花が沢山でした。ちなみに手前に映っているのは、セッションルームにはなぜか必ずある、全身の骨格標本w
ちなみに佐藤さんにお会いするのは、実に1年ぶりでした。最後にお会いしたのは、ちょうど昨年の3月。僕が大阪を離れる直前に、佐藤さんの課題のクライアントとして施術を受けたきりでした。
それから1年。
僕自身も場所を変え環境を変え、一歩一歩前進してきたつもりでしたが、やはり先を行く方のお話は何よりの刺激になりますね。自分の中のスイッチを、更にオンにされた気分になりました。今の状態のままでも、もっともっと学べる事はある。限りある時間は無駄にしてはもったいないですね。
西洋医学は「突貫工事」、ロルフィングは「建設業」
これはロルファー佐藤さんがおっしゃっていた言葉で、とてもおもしろい表現だなぁと思った言葉です。
ロルフィングって、体の痛みを取る事や姿勢を治す事を目的としている技術ではないんですね。もちろん、体が今までと違う状態に変化していった結果として、以前からあった痛みが取れたり姿勢が良くなる事は少なくないと思います。
でも実はロルフィングの一番の目的って、体の使い方そのもの・体と重力との関係性そのものをより効率の良い状態にする事という表現が近いと思います。
なので、適所適所での痛みや症状をサッと取り除く西洋医学を「突貫工事」、ロルフィングを体の「建設業」と置き換えてみたこの表現はとても分かりやすく、双方の違いがスッとイメージ出来るようなおもしろい表現でした。
やっぱりロルファーとして仕事がしたいなと再認識
佐藤さんのお話を伺って、改めて僕自身、ロルファーとして仕事がしたいなと再認識しました。
今はリラクゼーション業として様々な方の体の不調を改善するお手伝いをさせていただいていますが、出来る事ならばこのお手伝いが一時的なものでなく、ずっと続くものであって欲しい。経営者目線として、お客さんには疲れたら何度も足を運んでいただくことも大切だと思うけれど、それ以上に、マッサージや整体を何度も受けなくても良い体の使い方を覚えて欲しい。
もしかしたらこれは、自分が施術者側にいるからこそのおこがましい考え方なのかもしれませんが、やっぱり僕自信が本当にやりたい事はコレなんだろうなと感じました。
今はまだ資金作りと基礎となる土台の勉強の時期ですが、今までより少しギアを入れ替えて出来る事をやっていこうかな。
ちなみにロルファー佐藤正治さんはこんな人です
FANFARE.さんのホームページのぱっと見の印象だと、どこか知的でクール(?)な雰囲気のある印象。
ですが、実際の佐藤さんは気さくでマンガ大好きの優しいお兄さんのような、さらに体は大きいけれども大らかで何でも受け止めてくれるような不思議な雰囲気を持つロルファーさんです。
大阪や関西圏にお住まいの方は、ぜひお気軽に連絡してみてくださいな。