デンゼル・ワシントン主演、「デジャヴ」観ました。
あらすじ
ーもし誰も信じるはずのない、重大な秘密を握ったらどうする?
543名もの犠牲者を出した、凄惨なフェリー爆破事件。捜査官ダグは、手がかりを握る一人の女性の遺体を見た瞬間、強烈な“デジャヴ”に襲われた。彼は特別捜査班の一員として、政府が極秘に開発した【タイム・ウィンドウ】と呼ばれる映像装置を見せられる。その正体は、現在時間から《4日と6時間前》の映像を自由に見ることができる、驚くべき監視システムだった!まるで生きているかのように美しい彼女の姿を見続けるうちに、ダグは再びデジャヴを感じ、さらに「彼女を救いたい」と強く願うようになる……。やがて、《4日と6時間前》の過去と現在をめぐる《驚愕の真実》が明かされる。果たして、彼は“すでに殺されている女性”を救い出し、“すでに起こってしまった爆破事件”を防ぐことができるのか?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジェリー・ブラッカイマー製作、「マイ・ボディガード」のトニー・スコット監督。
感想
実はこの映画、以前に観た事あったんだけども、あんまり記憶に残っていなかったので再挑戦。
そしたら….
予想外におもろいやん、コレ。
タイトルが「デジャヴ」なだけに、目の前の光景をいつか体験したことがある気になる、アレか?と思いきや、かなりのSF展開。
過去を見れる大型装置かと思いきや、タイムマシンだったり。
現在の映像と過去の映像を並べならがの、SFカーチェイスだったり。
良い意味で予想外がたくさんの映画でした。
映画の構成がおもしろい
個人的にこの映画の見所は、映画の構成が斬新だった所。
前半に意味深な伏線シーンをたくさん折り込みつつ、後半はその伏線を一つずつ回収していきながら、映画の全貌が明らかになっていく…
この展開が自分的にはツボでした。
時間をかけてじっくり伏線回収してくれると、なんか頭の中をしっかり整理してもらってる気がしない?
ラスト数分で一気に伏線が分かるより、なんか得した気分になるのですw
切ないけどもハッピーエンド
まぁタイムスリップ系の映画にありがちなラストではあるんですけども、そこはジェリーブラッカイマー製作。ちょっと意表を突いての、切ないけどもハッピーエンドという深みのあるラストがまたイイんです。
タイムスリップ系映画全ての魅力として、”その設定を生かしてどんなラストを演出するのか?”っていうのは、観客が最も期待する部分ですもんね。いろいろな映画見てると、頭の中でいろいろパターンを組み立ててしまう。
ヒットする映画がすごいのはやっぱり、予想のナナメ上をいくラストを毎回魅せてくれるっていう発想なんだろうなぁ。
ちなみに「バタフライ・エフェクト」的な終わり方も、あれはあれでキュンとしてたまらないんですけどね。
「オーロラの彼方へ」的なラストもいいよねー。
僕は基本、映画は先読みせずにその瞬間瞬間に入り込むタイプなので、毎回、まんまと騙されるのでどんな映画でもおもしろいんですがw
まとめ
タイムスリップ系の映画が好きな人には、おもしろい映画だと思います。
”前世で出会った人に、違う世界でまた出逢えること”
「デジャヴ」っていう言葉の現象が本当に前世での経験が原因で起こるのであれば、なんだかすごく素敵な奇跡だなーと思った映画でした。
↓デジャヴはHuluで観れますよー