読みました。
週末は大雪の埼玉。雪の日はゆっくり読書に限りますなー
ちなみに僕、学生時代は歴史は大嫌いでした。歴史のテスト=ひたすら暗記!っていうイメージだったので、「これ、生きてく上で何の役に立つんだ?」と思ってしまって、全然興味が持てなかったんですよね…
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そんな、歴史嫌い&経済とか「???」だったので何となく理系大学に進んでしまった僕でもすんごく分かりやすく、さらに「経済って…オモロッ!」と思えてしまうくらい読みやすい本でした。まぁこの歳になると、歴史ってめちゃくちゃ面白くなってきたりするんですけど。世の中のあらゆる事に繋がってますもんね。
でもこの本どこで知ったんだっけな?思い出せない…気付いたらAmazonでポチってましたw
内容的には世界の歴史を”経済”っていう側面から追っていく感じなんですけども、この本が何で読みやすいか?っていうと、今タイムリーに問題になっている経済ワードから逆算して、そのワードがどんな歴史から生まれたのか?っていうのを解説してくれてるからなのですね。
「アベノミクス」なら、「そもそも何で一万円札には一万円の価値があるの?」から説明したり。
「TPP」なら、「ナポレオンはなんで没落したの?」から解説したり。
「消費税増税」なら、「ピラミッドを作った本当の理由」まで遡ってたり。
初心者からするとやたらややこしい名称の多い経済ワードも、誰でも知ってるような言葉や歴史に置き換えるとこんなにも簡単な事なんですなぁ。
最近思うけど、本当に頭が良い人って難しい事を理解できる人じゃなくて、”難しい事を簡単な言葉に置き換えて、誰でも分かるように変換できる人”だよね。
体に関しての専門用語なんかも、知識ないと謎な言葉が多すぎる。
「腰痛の原因は、そもそも体には椎骨っていう骨があって、その中の腰椎の何番と何番の間から出ているナントカ神経がどうなって、さらにホルモンバランスが云々、場合によっては急性腰痛症やら慢性腰痛症とかむにゅむにゅ…」
なんて言われたって、いやそれ、全然分からんわwwwwって言いたいですもんw
まとめ
自分もなるべく、簡単な言葉を使お。と思いました。
この本、僕みたいな「経済って意味わからん」っていう初心者さんにはオススメの本です。
Amazonのレビューにあるように、経済に詳しい人からすると考え方が陰謀論?的な言葉も多い内容らしいですが、それをそのまま受け取るのではなく、「あ。経済ってこうゆう考え方もあるんだねー」くらいの解釈をすれば、それもまた参考になるかと。