ロルフィング10シリーズ体験記〜第7回〜

ロルフィング体験記

photo credit: gp314 via photopin cc

4月3日。

懐かしい桜が咲きそろいつつ、春の雨が滴る中にて、ロルフィング10シリーズセッション7回目。

今回のワーク。衝撃の初体験でした…

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↓前回の感想はコチラ。

ロルフィング10シリーズ体験記〜第6回〜 | もみほぐし屋の中のヒト

前回のセッション後からの変化

最近なんだか、首から上に違和感があったんです。

特に無理な姿勢をとったりそこまで疲れる動きをしていないにも関わらず、なんでだか首が重い。そして目の奥やこめかみあたりがキューっと引っ張られるような感じが一週間くらい続いておりました。

実はこれ、今回の7回目のワーク後に田畑さんに理由を伺ったところ、けっこう意味のある違和感だったんですね…。

 

一方で首から下は自分でも驚くくらいに様々な事に敏感になってきまして、どんな感じかというと、ちょっと姿勢が崩れていたりバランスが悪い体勢になっていると自然と体が警告をしてくれるような感じ。

また骨盤がどんどん立って来ている感じがありまして、車を運転する時や机に向かって椅子に座っている際、ちょっと腰や背中が曲がっていると体がしんどさを感じます。

骨盤の上に背骨、背骨の上に肩がしっかりと一直線に乗っている姿勢が一番楽なんです。ホントに。不思議なんだけど。

今回のセッション内容

今回のセッションはかなり衝撃的でしたよ。

元々、佐藤さんから伺っていたんですが、それでもやっぱり衝撃的でしたよ…

 

今回7回目のセッションのポイントはなんと、口と鼻

具体的には上唇・下唇の裏側あたり、上あご下あごの内側、鼻腔と喉、下と喉・内蔵あたりを繋げるイメージのセッション内容でした。

 

特に鼻の中はすごかった…

不思議と痛みはないのですが、ワーク中に鼻の奥の筋肉からじんわり緊張が溶けて行く感覚があり、そこから目の奥・喉・頭の後ろ側の緊張が一気に弛んで行く不思議な感じ。

鼻と口は合計時間にしても両方で5分に満たない程度の短時間のセッションだったにも関わらず、セッション前後の頭の感覚の違い、そして頭だけでなく体全体の緊張が抜けていた感覚は自分でも驚く程の変化でした。

今回のセッション後の変化

今回の変化はめちゃくちゃ分かりやすかった。

セッション前にしばらくずっと感じていた、首や頭の奥の違和感が一気になくなりました

これ後で田畑さんに伺ったところしばらく感じていた違和感の正体は、首や頭まわりは今までのセッションでほとんど触れていなかった部位のため、6回目までのセッションによって首から下の感覚がだんだんと変化してくるにつれて、今までは感じる事のなかった首や頭の違和感に身体が反応してきたため、生じていた違和感だったそうです。

 

実はこれ、マッサージの仕事の際にもクライアントさんからたまに言われる事があります。

 

例えば、今まで自分では肩の凝りを特に感じていたクライアントさんが、肩の凝りが解消してきた途端、今度は腰の張りが気になり出したり。

これ、本当によくあります。

身体のある部分に感覚が集中してしまうと、本来は疲れ信号を発しているはずの身体の他の部分からのメッセージになかなか気付かないんですよね。

 

更に、自分でも分かるくらいにはっきりと首の位置が後ろに変化していました。

これはおそらく、首の骨の上にしっかりと頭が乗ったためだと思います。

もはや、首が前に出ている姿勢がツライ…(´Д`;)

 

今回7回目のセッションを通して、首の位置の重要性を改めて自分自身の身体で体感しました。

これはすげぇ…

その他、思ったこと

以前にご紹介させていただいた、僕の大先輩である大阪/心斎橋のロルファー佐藤さんがこんな言葉を書かれていました。

からだは一度自分に良い状態を知ると、そちらを無意識に求めるもので

嫌なことからは逃れようとしたり、離れたい反応が起こります。

from 佐藤さんブログ フォードとジャガー | FANFARE. 

まさに今、自分自身の身体でこれを体験しています。

一度、「ここだ!」と感じる心地よい場所を知ると、その場所から離れたり崩れたりする事を自分の身体自身が拒否し始めます。

というか、し始めました。

車の運転時に背中や腰が曲がっている姿勢はおそらくもう取れないし、首が曲がった姿勢での読書も出来ないと思います。

こうしてPCでロルフィング体験記を書いている今も、腰・背中・首・頭は自分でも笑ってしまうくらい、しっかりと、かつ無理なくそれぞれの上に納まっています。

 

実は実際に10シリーズを受けるまで、僕自身、ロルファーさんがよく使う言葉や表現がなかなかイメージ出来ずにいました。

「頭が首の上に乗る」

「骨盤の上に背中が乗る」

「身体が二本の脚の上に乗る」

この言葉だけを見ると、正直、「???」という感じでした。

たぶんまだロルフィングを受けていない状況でこのブログをご覧いただいてるあなたも同じだと思います。

 

でも今ならはっきりと、この言葉の意味する所が分かります。

学校で習うような『気をつけ』のような身体に無理な力が加わっての真っ直ぐな姿勢ではなく、身体が求めるままに、一番楽な姿勢になってきている感覚

語彙力が足りず本当に申し訳ないのですが、これはたぶん受けてみないと分からない感覚かもしれません。

身体って、変わるんですね…!

 

次回はいよいよ統合の8回目。

今でも十分に身体が変わって来ているのですが、ここから更にどう変わっていくのか??

終わるのが惜しいけれども、めっちゃ楽しみです。

ロルフィング10シリーズ体験記〜第8回〜