ちょっと前に、ボディーワーカーの先輩からおすすめいただいて読んだ本で、Emotional Anatomyっていう本がありまして。
ちょっと高価な本なので一般向けではないですw
本のタイトル直訳すると、”感情と解剖学”ですね。タイトル通り、”感情と解剖学的なカラダって関係あるよ”っていう事を具体例たくさんでまとめてくださっている本です。
全文英語の本なので、辞書片手に、ちょっとずつめちゃくちゃ時間かけて読みましたw
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性格はカラダに大きく影響する可能性がある?
英語はTOEIC600点いかない、へぼレベルの語学力のわたくしが自分なりに訳した解釈なので、正確な内容を把握出来ているかは謎ですが、つまり、
ヒトの感情とカラダの状態って、繋がりがあるんだよ
っていう内容をいろんな例を挙げて説明してくれてる本。なんで繋がってるの?っていう理由を本の内容を超要約して言うと、僕らのカラダは細胞が集まってできているものであり、その細胞は心臓の鼓動の影響を受けるからという理論。つまり著者がおっしゃってることは、
感情が変化する
↓
心臓の鼓動の早さ・強さが変わる
↓
全身に流れる血液の強さが変わる
↓
細胞に伝わる情報が変わる
↓
カラダが変わる(肩がこるetc)
という流れ。
個人的には「ほーーーーーーーーーーー!」という、けっこう衝撃的な、しかし目から鱗的な、「こうゆうのが知りたかった!」というおもしろい内容でした。分かりにくい説明だったらごめんなさいw
肩こりの人と病気がちな人に共通すること
このEmotional Anatomyの内容に衝撃を受けながら、先日、看護師をしてる友人と話しているときに、こんな話しをチラッと聞きまして。
「なんか思うねんけどな、病気になるヒトって、似てるような所あると思うねん。」(※友人は関西人です。)
….ほう。ほほう。ほほほう。
感情(性格)とカラダって何か共通する部分あるなと思ってたわたくしは、さらに衝撃を受けました。性格と病気まで関係あるのかッッッッ…..!?
なんでもその看護士さんによると、長期間、通院したり入院する患者さんには、何となく似ている部分があるそう。(友人は整形外科にいるそうです。
その似ている部分とはズバリ、
性格。
もっと具体的に言うと…
頑固。
他人の話しをあまり聞かない。
言った事を素直にやらない。
…Σ(・ω・;|||
まぁ完全に主観的な意見なのでアレなんですがね。でも妙に納得したんですよね。
以前にもさらっと書いたんですけど、普段からお客さんのカラダと、少し会話してみてのその人の印象を自分の頭の中でデータベース化するのが趣味(?)の僕も、肩こりひどい人って何か共通する、似てる部分があるなーって思ってまして。
【カラダ】性格とコリの関係性を妄想したり。 | ”もみほぐし屋”の中のヒト
看護師さんの話を聞いて、確かに関係ありそう。と思いました。
もし性格の影響が肩こりに出るのであれば、解剖学的に言い換えると、性格の影響が”カラダの細胞”に出るとも言えると思います。そうなると当然、筋肉だけでなく内蔵系にも影響を与えるって事になる。となると、内蔵から更に血管や神経にも影響して…みたいな流れが起こってくる。
うん。ありそうな話。という気がしません?
見た目は表面上は気丈な人でも内面はすごく繊細で神経質だったりとか、
よく思うんですが、お客さんに「運動、ちゃんとしてくださいね〜。もし時間なかったらストレッチや腕を回すだけでも良いので。毎日続けると本当にカラダ変わりますよ〜」って言っても、実際にちゃんとやってくれる人ってほぼいない…
返ってくる文句としては、「そうなんだよねぇ、やらないとダメなのは分かってるんだけどねぇ。時間が…仕事が…寝る時間が…」という、お決まりの言葉w
そう。僕ね、肩こりの原因ってここだと思うんです。
言われた事をすぐに実行できるかどうか。
もちろん、”誰に言われた事も全部実行しろ!”ってのは無理があるので、自分が本当にイイネ!と思ったものをですけどもね。やらない=頑固って訳ではないですけども、何でもとりあえず試してみるってのも大事ですよネ。
それにしても性格とカラダの関係性って気になる。日本の本も探してみましたけども、この分野の本ってほとんどないんですよね…どこかの先生、研究されてないんかな?性格の分析って難しそうだけど、性格とカラダの相関性っておもろそうなんだけどもな。
僕自身は病院に勤務したことはないんですけども、患者さんの性格と病気についての統計とかしっかり検証してみたら何か見えてくるかもですね。