【ひとりごと】気温と気持ちと肩こりと

ひとりごと

photo credit: kaibara87 via photopin cc

リラクゼーション業界って、毎年冬場の時期は閑散期なんですよね。

特に寒い1〜3月は、お客さんの足も財布の紐もなかなか硬くなってくる時期。

でも個人的にいつも不思議に思っているのが、冬場は夏に比べて身体にとっては凝りやすい環境ではあるはずなのに、夏に比べてみなさんの足は遠のくのです。

「寒いから外に出たくない」っていう理由も分かるんですけども、本当は何かそれ以上の理由が別にあるような気がしてるんですよね。

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心が固まると身体も固まる

そう言えば最近、トラウマに関しての本を読んだんです。これがけっこうおもしろかった。

内容を超簡単に要約すると、「トラウマって精神的な問題だと思われがちだけど、実は身体にも影響を与えてるのだよ。だから身体の不調をまず解消することで、抱えているトラウマの解決にぐっと近づくんだよ。」というような内容でした。(←あくまで僕がこうゆうふうに理解したよって事なので、著者が本当に伝えたいメッセージとは異なる内容だったらすみません。)

これ見て思ったんですけども、冬場に何だか気持ちが滅入ったりやる気が少し落ちたりするのって、トラウマが身体に影響するという事とどこか似ている部分がある気がします。寒いと身体が固まるという解剖学的な身体の変化→気持ちの変化という流れで何らかの影響が起こってるんでしょうなぁ。

だから冬場は何をするにしても足が遠のく。サービス業に携わる人ならば、冬の厳しさは誰でも経験あると思いますけどね。

身体が緩むと心も緩む

寒くて身体が固まると気持ちが滅入ったり出歩くのがしんどくなるのであれば、冬場こそ、その逆を意識するだけでパフォーマンスが全然変わってくると思います。”運動する人はポジティブ”と言われる所以もそんな所にあるのかも。

世の経営者さんがスポーツ好きだったり、身体をリセットするマッサージが好きだったりするのも、「身体を動かすと心もスッキリする」からと考えると、けっこう理にかなってるんでしょうねー。

日本人は寒さに弱い人種

よく、欧米人とか日本に冬場に旅行に来る外国人の方って、真冬でも半袖Tシャツ一枚で悠々と歩いてたりするじゃない?これって実は、身体の造りが根本的に違うことから来てるそうなんですよね。日本人とはそもそも身体が違うの。

それに関して、こんな解説を見ました。

欧米人は、日本人に比べ骨格の関係上筋肉量が多め。体温は細胞の中にあるミトコンドリアが発生させているのですが、
筋肉量が多ければミトコンドリアの数も多くなり、それに伴って体温も高くなるのだそう。欧米人は筋肉量が多いので恒常的に高い体温を維持しているため、寒い日本でも半袖の人が多いというわけ。

なるほどねーーーーー。これはおもしろい。筋肉量の違いが体温の違いに出ているそうな。

ちなみに以前、あるテレビ番組の調査で日本人と外国人の平均体温を比較したところ、日本人の152人の平均体温が 36.2℃だったのに対し、欧米人57人の平均体温は、36.9℃。その差なんと0.7℃もあったそうです。

ちなみにフランスでの平熱って36℃くらいなんだって。日本人って、寒さに弱いために欧米人に比べて肩凝りが多いのかもしれません。

体内から発熱できる身体作りが大切

で、何が大切なの?っていう事なんですが、もちろん身体を暖かくする服やインナーを着る事はもちろんのことで、一番大切なのはあなたの身体自体を発熱できる身体に変えて行くことだと思いますよ。

運動まで行かなくともいいから、しっかりと身体を動かす事。バランス良い食事をしっかりとること。睡眠時間をちゃんととること。

仕事もいろいろな付き合いも大事なのは本当に良く分かるんですが、自分の身体は何よりの資本。高級ブランドや高級エステに投資する前に、まず自分ご自身の身体メンテナンスに投資を!

まとめ

部屋の乱れは心の乱れ。

身体の乱れも心の乱れ。