【映画】「大脱出」の素直な感想

映画

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観てきましたよ。

初日レイトショー。

映画の公式ポスターに堂々とネタバレが書いてるという、異色(?)の話題作。

正直な感想

※どちらかと言うと観た人向けへの叫びなので、細かいネタバレ嫌な人は見ないでね。

 

 

 

一言で言うと。

冒頭の20分

おもしろ!!!

…以上w

 

 

はい。

まさにそんな感じです。

この映画に関しては、綿密に練られた脱獄計画や、刑務所内での協力者との息を飲む心理戦や、過去に見た事のない程の絶望的な監獄を期待してはいけません。

シルベスタ・スタローンとアーノルドシュワルツネッガーという、

映画界の生ける伝説とも呼べる2大俳優の共演とそれぞれの栄光の歴史へのオマージュ。

そう。

それだけでこの映画はもはや完成していたのです…!

 
な・の・で。

 

「所長・社長がそれぞれ金で釣られて動いてしまう単純な悪役って…」とか、

「刑務所の場所が場所なだけで中身の造りはそれほどセキュリティ厳しくなかったね…」とか、

「予告でもあった透明な部屋はインパクトあるけど、それがどれだけ脱獄するのに難しいか!?は一切描かれてないよね…」とか、

「看守の動きをあれだけ細かく観察してたけど、それって意味あったんかいな…」とか、

「ブレスリンの著書を参考に刑務所を設計したはずのホブス所長、基本のはずの”協力者との隔離”っていう意味わかってますか…?」とか、

「看守が全員マスクをして不気味な雰囲気は出てるのにのに、しょっぱなからダメ看守みたいな人の顔出しちゃって、せっかくのミステリアスな雰囲気が…」だったりとか、

「ラストの脱出は結局、冒頭の綿密でクールな脱獄とは程遠い、ランボーばりの拳と拳のぶつかり合い・ターミネーターばりのマシンガン乱射ってwwwオイwwww」だったりとか、

そんなことはどーでもいいのだ。

 

ただただ、鍛え上げられた肉体。あとマシンガンがあれば良い。

まさにそんな映画でした。

 

まとめ

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冒頭20分はほんとおもしろかった。

スタローンの役柄設定の解説も一切無しの状態で、いきなり始まる脱獄シーン。

一気に引き込まれますよ!

 

ま。

細かい事は気にせず、60過ぎの偉大な俳優お二人の

ついに実現した本当の意味での共演をお楽しみください。