こんにちわ。ひろしげ(@hiro0524)です。
昨日最後にご来店された、自動車整備の仕事をしているという20代前半の爽やかメンズが、マッサージ終了後に言った一言。
「僕のからだ、どんな感じでした??」
…ハッとさせられました。
これ実はね、すごくグッドな一言だと思うんですよね。
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自分のからだにもっと興味を持とう
なかなかおもしろいもので、最近では平均して月に100人前後のお客さんを担当させていただいてますが、マッサージ時間終了後の仕上げの時にこのセリフを言うお客さんって月に1,2人いるかいないかくらの少なさなんですよね。
最近は何も聞かれない事に慣れてきてしまっていたんですが、僕としては「なんでみんな、自分のからだの事が気にならないんだろう?」っていうのは、けっこう気になっていた点でした。まぁ僕自身が聞きづらいオーラを出してしまっているのかもしれませんが。(笑)
昨日の爽やかメンズに久々に言われて、思い出しましたよ。
まぁ絶対にからだの状態を聞かなくてはいけない!なんてことは決してないんですけどね、でもせっかく自分ではなかなか触れられない部分に触れてもらっているんですもの。日々、いろんな人のからだに触れているスタッフから見た現在の自分のからだの状態がどんな感じかって、ちょっと知りたくないですか??それによってどこが凝っているかをちゃんと自分で認識できれば、それに対する対策もしやすいと思いません??
おそらくですが、”自分で思っている凝っている部分”と”客観的に触れてみて感じる凝っている部分”って、けっこう認識に違いがあると思います。そしてその時「自分では気付かなかったけど凝っていた部分」というのが、実は凝りの原因になっていることも多いです。
意識を向けると、からだの状態の変化をより感じるようになる
これを続ける事でどうなるかというと、まず「自分のからだの状態に敏感になる」事が出来ます。
例えばマッサージ中に背中に触れられている時、背中の状態に注意を向けて、今、自分の背中はどんな状態だろうか?触れられたり押されたりするとどう感じるか?以前にマッサージを受けた際の感じと今日の感じは、どう違うだろうか?などなど、受けながら自分自身のからだの確認作業をしてみます。
そうすると、マッサージを受ける時のからだの調子によって、その度に背中に感じる印象ってかなり違ってくるんですよね。(これをより分かりやすくするためには、スタッフさんの個人指名をして毎回同じ強さ、同じ押し方で押して貰う事をオススメしますよ!)
また、からだの中で凝っている(固まっている)部分って、日常生活の中で何かしらの負担が多く掛かっている部分なんですよね。
自分では気付いていないけど。
そのため、特にしんどさは感じていなかったけれども凝っていた部分について、「なんでそこが凝っているのか?」という原因を考えるきっかけにもなります。そうなると日常生活の中でいつか、「あ。今、ここ(凝っているって言われた所)の筋肉、めっちゃ使ってる」という状態に気付きやすくなります。
そうなると今度は、そこの筋肉をなるべく疲れさせないようにからだを使うにはどうしたらよいか?という事を考えるようになってくるので、だんだんと身体に負担を掛けないからだの使い方を自然と覚えてくるようになります。
自分のからだに「Why?」を問いかける
からだのどこかに痛みや違和感を感じるときは、多忙が続いたり急な生活環境の変化が影響して、本来のからだの使い方のバランスが崩れていることが原因になっている事が多いです。
PC作業が忙しくいつもより姿勢が前のめりになっていたり、長時間の座り姿勢から腰に来ていたり。環境の変化としては、長年、外回りの営業職だった人が急に内勤や事務作業の多い役職に異動した際なんかによくからだの不調が起こるみたいですね。
そんなときはちょっと冷静になって、「最近、以前と比べてからだの使い方や日常生活のサイクルで何か変わった事あったかな?」と、自分自身の事を振り返ってみてください。
きっと何かしら、凝りの原因が見えて来るはず。
例えば僕の場合ですと、自転車通勤→車通勤に変わったあとでの数週間後、腰や背中が固まる感じがあったり、ちょっと力を入れて数時間かけてブログ記事を書き終えた際、手首や目元に重さを感じる事があります。
PCをただ単に2,3時間じーっと見続けるだけでも目にかなりの負担を感じるので、これを一日中仕事でやっている人の目〜首は相当な負担が掛かっているなぁと感じますよ…(/Д`)
まずは身体のセンサーをオンに!