無理な寝姿勢から生じた腰痛対策として僕がやってみたコト2つ

カラダのこと

先日のお話。

実は何の前触れもなく、腰あたりに神経系の”ピキッ”という痛みが生じましてですね。

これはもしや…噂のギックリ腰か!?と思い、痛みを感じた直後は冷や汗ダラダラでどうしようどうしよう….と、かなり焦ったんですけれども、ちょっと冷静になって、まずはカラダのいろいろな部分をちょっとずつ動かしてみたんです。

腰痛の原因はどこから来ているのか?

まずは、多くのギックリ腰の原因となる、下半身を動かしてみる(腰の筋肉は下腿部から繋がってますからね。ギックリを繰り返すクライアントさん、ほとんどみんな足と太ももガチガチですからね)。

…うん。脚を踏ん張ったり腿上げをしたりすると、やっぱり腰に響く感じがありました。

しかし念のため他の部位も動かしてみようか?と思い、上半身をゆっくりと丸めてみた、その時。

「……(ビキビキッ!!)」

…!?

はい。どうもですね、首を前に傾けると、背中から腰にかけて”ピキッ”と痛みが走る事が分かりまして。脚を上げるよりも、首を曲げると腰に響く痛みがある。

じゃあ、この痛みの原因は何なんだ…?

これは僕の持論なんですが、痛みやコリ・カラダの不調には、必ずそれまでの生活習慣のどこかに原因があるものと思っておりまして(←まじで大事ですよ)。

そこで、ここ数日の自分の行動を振り返ってよくよく思い出してみますと、(お恥ずかしながら)2日ほど前に、酔ったままリビングのソファにて変な姿勢で寝てしまったんですよね。その直後はカラダは何ともなかったので、全く気にしていませんでした。しかしその時の姿勢を思い出してみると、ちょうどソファの端っこに上半身をぐにゃっと預けているような、背中と腰と首にかなりの無理な負担が掛かりそうな姿勢だったナァ…と、思い出した訳です。

↓ちょうどこんなイメージの姿勢ですね。

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そう。

僕の腰の痛みの原因は、首と背中の無理な体勢の継続による、神経の圧迫から来ていたのでした…!

腰痛解消に向けてやってみた対策

固まった部分を軽くさすってもらう

首を曲げる→背中と腰が痛い。

という症状から、まずは背中の強張りをなんとかしなくては!と思い、知り合いのセラピストさんにお願いして背中を軽く、痛みがあるので本当に軽〜〜〜く、さする程度に触れて貰いました。筋肉が神経を圧迫している時は無理に刺激するよりも、さすって強張りを緩める方が効果的だと、わたくしは思っています。

するとやはり背中の張りは、触れられている自分でも自覚できる程に、固まっている模様。30分くらい施術していただいて少し背中の緊張が緩む手応えはあったものの、まだ痛みは完全には収まりません。

そこで次に行ったのが、「骨を動かすイメージでのリハビリ」です。

首と背中の骨の可動域を増やす

首を曲げる→背中と腰が痛い。

という症状から更に考え、「痛みの原因は恐らく、頚椎もしくは胸椎のどこかの可動域が狭くなって固まってしまい、それが周囲の神経を圧迫して腰に痛みが生じているのでは?」と考えまして。

そこで行ったのが、座った状態(立ったままでもOKですが痛む場合は座った方がいいかも)にて、

「首〜背中の骨を一つ一つ動かしながら身体を丸める→同じく骨を一つ一つ動かしながら身体を戻す」

という軽い運動。ポイントは、

①超じんわりとゆっくり

②痛むようであれば無理せず止める

です。

「骨を動かす」ってなかなかイメージした事がないと思うので、最初は「…はぁ??」という感じかもしれませんが、骨って意識して動かすと、動くんですね。それを続けると動くようにもなるんですね。一個一個の骨を動かすにはその周りの筋肉を深い部分まで使わなくてはなので、変な寝姿勢で固まってしまった筋肉にもしっかりアプローチできます。なので、続けていると次第に固まっていた部分もしっかりと動くようになってきます。

最初はガチガチだった骨の一つ一つが段々とスムーズに動くようになるあの感覚は、自分の身体の事ながらちょっと面白いです。

1週間ほど続けた結果

最終的に痛み自体は1週間ほど続きましたが、無理の無い範囲で毎日続けている事で次第に痛みは和らぎ、なんとか痛みは完全に無くなりました!

しかし、痛みは引いたとはいえ、もしかすると胸椎には少しズレが残っているかも。身体を動かして様子を見つつ、セラピストさんに客観的にチェックしていただこうと思っております。

寝る際の姿勢と高すぎる枕には、要注意ですよ〜

 

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