マッサージ屋にて、お客さんからよくある質問あれこれ5つ

何度もマッサージを受けた事はあっても、カラダの事はあまり知らないお客さんってけっこう多かったりします。

そこで今回はお客さんからよく質問される、マッサージあれこれ5つをご紹介。

①毎日マッサージするのって、カラダに悪いの？

普通のマッサージなら、そんなことないです。むしろ血行が良くなるので、時間とお金に余裕があるのであれば毎日でも良いくらい。どちらかというとオイルマッサージだと指圧のような強さはあまりないので、カラダへの負担が少なくて良いと思う。

ただし、カラダに痛みがあるのにも関わらず続けるのはあまりよろしくないと思います。

痛みって、脳がカラダの危険信号を知らせているものだからね。無視したら危険。

これはねー、いろんなご意見あると思いますが、僕は逆だと思ってます。つまり、肩が凝るような姿勢やカラダの使い方をしているから、結果的に猫背になると思う。これ、本格的に研究している人とかたぶんいないから、みんな経験論でしか語る事しか出来ないのだけれどもさ。

だって、生まれつき猫背の赤ちゃんなんていないじゃないですか？

今は杖をついているおじいちゃんも、イカリ肩のイカツいおにーさんも、子供の頃はみんな、しっかり背筋をピンと伸ばして歩いていたはず。それが何で猫背になるのか？っていうと、一言で言うと「猫背になるカラダの使い方をしてたから」だと思うんです。

なので　猫背→肩が凝る　ってのは、間違いではないけども必ずしもそうではないです。（曖昧でごめんなさい。笑）

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これも半分正解、半分間違い。

そもそもこれいっつも思うけど、”痛い”っていう感覚を共有するのってすんごい難しい。いやホントに。

だって「気持ちいい」っていう感覚だって、人それぞれ全然違うんですもの…さすってるだけで十分な人もいれば、ヒジでぐりぐりしないと気持ちよくないって人もいる。

なので僕がいつも一つのラインとしてお伝えしているのが、”痛くて息を止めてしまうくらいだったら、それはカラダにとって良い痛みではないので、痛い！って言ってくださいね”っていう事。これは誰でも共通して、あんまり良い状態ではないと思います。筋繊維を痛めてたりするかもしれない。

ので、こうゆう時は少し力を緩めてもらって、じんわり時間を掛けて筋肉を緩めてもらうのが良いと思います。

そもそもやってる事は治療ではないので、痛いやり方をするのもどうかと思うんですけどね…まぁみなさんカラダが相当にお疲れなので、そこは深く突っ込まないでください。

これは本来なら

って言いたい。

だって肩凝りって、いろんな部分の疲れが結果的に肩に出ているものであって、肩だけやっても根本的な改善にはなりにくいんだもの。

僕は良く、肩が凝っているって人の場合、腕とか背中あたりも緩めながら肩を攻めるんですけども、腕・背中を緩めた後に肩をほぐすと、肩の緩み方が全然違う場合がけっこうあるんですー。このあたりの筋肉って肩に繋がってて、その影響も大きいのでね。

なので、出来れば凝っている部分だけじゃなくて、その周辺もやらせてくださいm(_ _)m

これは上に上げた”痛い”までいかないくらいの、軽い”痛い”って感じる場合の話です。ややこしくてすんません。（汗）

よく、押されて痛い時に呼吸を止めて痛みに耐える人がいらっしゃるんですが、これ、逆効果なので本当に止めて下さい。（泣）

押されてちょっと痛む時は呼吸を止めないで、押されるタイミングに合わせて「フゥーーー」と息を吐いてみてください。（押すテンポが速い施術者さんには「じんわり押してくださいます？」と言ってやりましょう。）

筋肉って、息を止めていると固まって、息を吐くと緩むんですよ。重いものを持つとき、「フンッ」って息を止めるのはカラダが自然と筋肉をキープようとするように出来てるからなんでしょうなぁ。

ストレッチする時も、息を吐きながらするといいよっていうのは同じ原理。息を止めながらだとせっかくストレッチしてもあんまし伸びないよー。

以上。よくある質問５つでした！

分からない事あったら照れないでなんでも聞いてみてね。