世の中には大小含め、数え切れないくらい様々な仕事があるけども、その全てを経験した!なんて人は誰もいないよね。
そんな無数の仕事の中から今の仕事を選んだ理由って、何だろう?
と、ふと思ったりすることがある。
今日の深夜、最後に担当したお客さんは、3歳と4歳のお子さんを持つ若いお母さんだった。
24時もすぎに予約をしていただき、モロに部屋着っぽい服のままご来店。
聞くと、こういったリラクゼーション店に行くのも初めてとのこと。それだけ体がしんどかったのだろうなと考える。
ほぐしていくと、小さなお子さんを持つお母さんにはおきまりの、右手〜右背中の張り。やっぱりね。
お子さんを抱くとき、右手で脚側を支える事が多いため、お母さんの腕〜背中はみんなパンパンに張ってる。
本当はいけないのだけれど、今日、最後のお客さんだったこともあり、少し時間を延長して、可能な限りみっちり全力でもみほぐし。
お帰りの際、「だいぶ肩が楽になりました」と言って貰えた事が嬉しかった。
小さなお子さんを育てるお母さんは、いわばたった一人で、何よりも大きな命を背負って戦っている戦士。
戦士お母さんの皆さんの日々の疲れを、少しでも軽くする事が出来るこの仕事。
お金なんてなくても、自分のカラダさえあれば、目の前で苦しんでる人のわずかでも助けになる仕事。
こんなにやりがいがある仕事ってそうそう無いなぁ。
改めて思った日だった。