ついに完結しましたね〜貞本版エヴァ。
いや〜〜〜良い終わり方だったなぁ…こんなにも泣けるエヴァが今までにあったでしょうか。
自分の事よりも、世界の事よりも、何よりも「アスカを守る」ということを心からシンジが願った世界。それが最終話の世界なんでしょうね。
「僕の未来は、無限に広がっている」
誰のためでもなく、何を言われるでもなく、自分の意思で一つの結論を出した末にこんなにもポジティブで前を向いているシンジくんは、今までのエヴァでは見たことがなかった気がします。更に最終話では雪が降ってるし満員電車だしシンジくん受験生だし、今まで描かれてきたエヴァの世界とはこれまたかなり違った世界として表現されていますね。
アニメ・旧劇だと”その後の展開は自分で考えてみてね”的な終わりのパターンだっけれども、エピローグ的なシーンをしっかりと書き起こしてビジュアルにして観せてくださって、貞本さん、本当にどうもありがとうございます。
そして最終巻の最後に収録されている「EXTRA STAGE 夏色のエデン」がこれまた衝撃的な内容でニヤケました。そして、すぐにネットにて様々な方のこの最後の一話の解説を見つつ、さらにいろいろ楽しませていただきました。
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新劇と繋がっているようで繋がっていないような、なんとまぁ見えそうで見えない絶妙な表現!
でもきっと庵野さん版のエヴァだと今までのように、肝心な所は敢えてはっきりさせない、ぼんやりとした表現で終わらせるのだろうなぁという気がします…w
でも、そのぼんやりをいろいろと解説してくださっている方の解説ページを見て回るのは実は嫌いではないので、それはそれで楽しみだったり。
しかし、長かったなぁ〜エヴァコミック版。19年か。
僕がエヴァに初めて触れたのは小学校5,6年生の頃だったので、17〜8年前。確か、一番最初に見たのはコミック版ではなくアニメ版のエヴァ、しかも初見のシーンが初号機が暴走してゼルエルを喰うっていう衝撃のあのシーンだったんですよね。笑
当然のことながら当時は(まだ)純粋だった少年ひろしげは、アニメなのに、ロボット(当時はエヴァはロボットだと思ってました)なのに、初号機にもゼルエルにもいろいろグロい表現がたっぷりのあのシーンを見て衝撃を受けてしまい、それからしばらくエヴァアニメ版がトラウマになりました。。。
その後、改めてストーリー背景や設定、キャラクターの魅力からエヴァに触れて、次第に深い興味を惹かれどハマりつつ、今では新作の公開や話題のエヴァ考察が公開されると、その度にネット上の情報をハシゴするような状況でございます。
ちなみにこのレビュー見て、そういえばと思いました。
19年越しに完結した貞本版エヴァに「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のヒントあり – エキレビ!(1/3)
最終話、綾波が出てこない…!
なんでなんだろう。エヴァも使徒も存在しない感じの世界だから、レイを生み出す必要性もなかったからなんだろうか。最終話一つ前の回でサードインパクト時にシンジくんが「さよなら」って言っているから、そもそもゲンドウとユイが出会うことのない世界になっているという事なんだろうか。
気になるけど考えてもわからないので、誰かが解説してくれるのを待ちます。
ちなみにエヴァ14巻、限定版がララガーデン春日部のリブロに並んでいたのでそちらを買ってしまったのですが、シンジくんがダッフルコートの通常版の方がよかった感が。
セカンドインパクトの2015年。
エヴァ関連では何が起こるんでしょうね?
何かを期待!