「永遠の0」。早速、初日のレイトショー(いつものララガーデン春日部)観て来ました。
はい。号泣。
一人、映画にて超号泣。
思いましたよ。
一人で見に行ってよかった…!
公開初日エントリーのため、ネタバレなしの素直な感想を記しておこうと思います。
あ、ちなみに僕は原作の小説読んだ組です。
小説でも3回くらい号泣した組です。
映画版・永遠の0の感想・レビュー
僕、戦争映画って”死ぬ事を正義とする精神”が強いイメージであんまし好きじゃないんだけど、この映画は別でした。
というかイメージがらっと変わりました。
これは戦争映画であって、戦争映画ではない。
じゃあ何の映画なのか?
非常に難しい所ですが、僕自身はこう感じました。
歴史の教科書に載せられなかった、本当の歴史。
このお話が実話なのかフィクションなのか僕には分かりませんが、
どちらにぜよ、僕はこの作品を信じたい。です。
若い世代にこそ観て欲しい
散々この映画で泣いたって言いながらわたくし、学生時代は歴史の授業が嫌いな方でした。
当時の歴史の授業のイメージと言えば、
”過去にあった出来事を淡々と暗記するだけで、未来を生きる自分にとって何の意味があるか分からない科目”という、しょーもないダメ学生でした。
しかし今なら思う。
当時にこの映画を観ていたら、あの頃の考え方はまるっきり変わっていたかもしれない…
それくらい衝撃的なメッセージが、この映画には多くちりばめられております。
人生観、ちょっと変わります。
もう何と言うか宮部さんの生き様、すげぇよ。
男としてもヒトとしても。
原作を見ておくと3倍泣ける
わたくしは原作を小説で読んでいた時も、本の後半くらいからどの場面を読んでても、電車でもカフェでも涙を堪えるのが大変でしたが、その原作を読んでから映画を見ると、内容は分かっていても涙無しでは見れません。
僕自身、
「どうせ泣かせにかかってくるんだろ?そんなんバレバレやで?」
くらいの心構えで行きましたが、
惨敗でした。
構えてても無理でした。
映画版では無念ながら原作のすべての内容を描くには尺が足りないのですが、原作にて重要なポイントをうまーーーく拾って描かれているので、映画を見ながら、「ここ!あのシーンか!」と相づちを打ちたくなる気持ちになります。
また、原作を読んで詳細な背景やそこに至るまでの経緯を知っていたほうが、より一層理解が深まるシーンもけっこうありましたね。宮部さんの生い立ちや飛行技術の事とか。零戦の事とか。ガダルカナルの事とか。アメリカ兵とのこととか。
ぜひとも!原作を読んでから映画を見る事をオススメします。
まとめ
僕は一人で見に行ったんですが、同じく一人映画であろう、映画館内の7割くらいのお客さんが、みんな同じシーンですすり泣く声が響いていたのが印象的でした。
公開初日レイトショーなので、おそらくみんな原作を読んだ方々だったんだろなと思います。
それでもみんな泣いてたんです。
そんな映画でした。
なのでもし2人以上で見に行く場合は、お互い原作を読んだかもしくはどちらも読んだ事無い方同士で行かれる事をオススメしますw
あとハンケチ必須。
↑永遠の0で共感してもらえたら、こっちもぜひ読んでみてほしいなぁ。
また違った視点からいろいろと考えさせられます。
↑移動時間にもHuluで隠れ名作、探してます。