ロルフムーブメントのセッションを受けたら、身体を使う際の”意識”の大切さに改めて気づきました。

カラダのこと

DSC_0162

こんにちは。ひろしげです。

本日は久々に、身体に関するブログでございます。

 

先日、久々に大阪にお邪魔しまして、「これはチャンス!」とばかりにロルファー佐藤さんの運営する FANFAREさんにお邪魔させていただきました。すでに10シリーズを終えた僕の目的はもちろん、ロルフムーブメントのセッションをお願いすることです。

そして、今回、ムーブメントセッションを初めて受けてみての感想を結論から申しますと。

 

「身体の使い方はまだまだまだまだ奥が深い…!」

僕にとっては目からうろこの、新しい発見ばかりでした。

ロルフムーブメントセッションを受けてみて新たに学んだこと

時間的には約60分間ほどのセッションを行っていただきました。

服装は上は薄いTシャツ、下は短パンをお借りしての、服を着たままでのセッション。「ムーブメント」の名称通り、自分で自分の身体を動かしながらのセッションでした。受けながら次第に身体が変わっていく感覚をリアルに感じる事ができたので、すんごく面白かったです…!

以下に、今回のセッションを通して僕自身が新たに感じたことを備忘録としてまとめました。

足の存在を意識する、しない場合の上半身の感覚の違い

セッション後半にて、仰向けにて両足をベッドの上に三角に立てた状態で、一本の竹筒の両端を両手で掴みながら、そのままゆっくりと腕を上げるという動作を行ったんですよね。で、その腕を上げる際、2パターンの上げ方を行いまして。

①足の裏がベッドに付いた状態を意識(あくまで意識だけ!力は全く入れません。)しつつ、竹筒を持ち上げる方法

②足は一切意識せず、腕だけを意識して竹筒を持ち上げる方法

この2パターンです。

結果はすぐにお分かりかと思いますが、この2パターンを行った際の感覚を比較した際、本当に衝撃的でした…

 

①の方法にて竹筒を持ち上げた際の、竹筒の軽さといったらもう…!

 

ビツクリ。本当にビツクリ。だって、意識こそ足に置いていたものの、実際に足裏には本当に一切、力を入れていなかったんですもの …佐藤さん曰く、これが、しっかりと足を使えている状態と使えていない状態の違いだそうでした。

僕達の目や口や鼻は、顔、つまり身体の上部に付いているために、日常生活の中ではどうしても意識が上に上に上がってしまいがちになることが多いです。しかし、その意識を僅かでも足に分散させることができると、上半身だけでなく、身体全体が繋がった状態で機能することが可能になるみたいでした。

身体が常に”開いた”状態を意識しつつ、コアとなる部分から身体を動かす

これは、身体の各パーツを別々に機能させることを思い出させてくれるようなワークでした。

佐藤さんに行っていただいたセッション内容の一部を僕の言葉で表現をすると、”筋肉の根本から、その根本のみを動かす”というようなワークを行っていただいたんですよね。(言葉で表現しにくくてすみません …)

例えば、下腿の動きの起点となる大転子だけを内側に動かすイメージで、骨を回す。

この時に気を付けてと言われたポイントとしては、お腹の前や骨盤の後ろ、膝裏には一切、力を入れずに、本当に”大転子だけ”を動かして、他の部分はそれに連動して続いて動くように動かすということ。更に、足を内側に回すと股関節まで内側に折れてしまいがちなんですが、それすらもNG。僕らの身体は本来であれば、如何なる時でも開いた状態で動かすことが望ましいとのことでした。

動かすのは本当に、足の根っこである大転子だけw

最初はかなり難しい感覚でしたが、動かし方に慣れてくると自分自身でも感覚の違いがわかってくるように。普段の生活の中で、身体の各パーツがどれほどくっついてしまったまま動いているものかが分かりました…!

目線からくる、左右の意識の差の体感

そして今回のセッション後の身体の変化の中で、個人的に一番のインパクトがあったワークがこれ。

内容としては、椅子に腰掛けた状態で目線は常に前を向き、左右に動くプラクショナーさんを意識だけで追いかけるという内容なんですが、おもしろいことにプラクショナーさんが右側にいる時と左側にいる時で、そこから僕が受ける感覚が全然違うんですよね。

どんな感覚なのか?といわれると言葉での表現がかなり難しいのですが、「そこに存在するという感覚の濃淡」と言いますか何と言いますか。”存在感”が、正に左右に立っている場合で違ってくるんです。

この理由を佐藤さんに伺ったところ、この違いは正にそのまま、僕が左右にから感じる意識の違いだそうでした。言葉を換えると、僕が身体の左右から受け取ることができる感覚の違い。日常生活における何らかの身体の使い方の影響から、僕は右側の感覚が薄くなってしまっていたみたいだったんですよね。

 

と、ふと最近の自分の生活を思い出してみると、最近の僕はなぜかやたらにドアや壁に身体をぶつける事が多かったんですよね …それも決まって右側。自分ではちゃんと避けて歩いているつもりなのに、なぜかぶつかってしまう感じ。本気で「…ボケたのかな…?」とも思っていたくらい。

今回のセッションを受けて、その理由がハッキリしました。僕は、本当に右側をあまり感じていなかったんです。

そしてその原因の一つに、目の固まりがあるようでした。

 

ちなみにこの目の固まりや左右の意識の差も、最後に行っていただいた目のセッション後にはかなり解消。再度、佐藤さんに左右に立っていただいた際には、そこから感じる存在感の左右差はほとんど無くなっていたんですよね。

おまけにセッションを行っていただいた次の日の目の調子がかなり良く、長年によるコンタクトの愛用でドライアイがちだったはずの僕の目が、一日中、ほとんどゴロゴロもなく快適でした。これはホントにラッキーな影響?でしたね〜

まとめ

ムーブメントセッションを受けたのは今回が初でしたが、ロルフィング10シリーズとは異なる身体の変化や気付きが多くあったために、10シリーズとはまた違ったおもしろさ・発見がたくさんありました。

そしてやっぱり、ロルフィングのセッションを受け終えた後の身体の脱力具合・全身の繋がる感覚は、他では味あうことが出来ない程の大きな感動。途中、身体の片側のセッションを終えるたびにまだ触れていない側とのとても大きな左右差を実感し、「自分は今まで、こんな身体の状態で生活していたのか…!」と、恐ろしさを覚えるほど。

久々に自分の身体を取り戻したような感覚を覚えましたw

僕がいつもお世話になっているFANFAREの佐藤さん、気になる方は単発のロルフィング体験セッションも受け付けてくださっていますので、関西にお住まいの方はぜひご連絡してみてくださいね〜