11月の下旬、箱根湯本の駅からすぐの所にある人気の超本格派アスレチック「フォレストアドベンチャー箱根」にお邪魔いたしました。
事前にホームページを見てみたくらいでは、「ただの、ちょっと大型のアスレチックでしょ??」と、少しパークを舐めておったわたくし。
正直、めっちゃおもろかったです…..
ハーネスを着けた状態での滑走は、正にリアルターザン。
そして正に、リアル立体機動装置とも感じるような素晴らしい体験でした。
まずはネットから予約を
2015年11月現在、全国に17ヶ所程あるフォレストアドベンチャーのパークですが、今回、僕がお邪魔したのは箱根にある「フォレストアドベンチャー・箱根」。
ちょっと肌寒さも感じる11月、さらには三連休の後のど平日だったので、当日の来場者さんはまちまちといった感じ。しかし、同じ時間(12:30の予約でした)に来場されていた皆さんは事前にしっかりと予約をしてきた方ばかりのようでしたので、やっぱり事前に予約をした方が確実っぽいですね。キャンセル料金も発生しないので、ぜひとも予約をオススメです。
オススメの装備!
最初にお伝えしておきますが、けっこう汚れます。きっとあなたの想像以上に汚れますw
上下の着替え
ジップスライド(ワイヤーにぶら下がって滑るやつ)にて最後の着地に失敗した際、その着地地点には衝撃を和らげるためにおがくずと土を混ぜたウッドチップによる緩衝地帯が用意されておりますので、そのおがくずと土の恩恵を背中とお尻にて、十二分に享受する事となります。泥だらけになります。
ちなみに僕は、4回中3回着地に失敗しました。背中とお尻が泥だらけでしたw
運動靴
上に設置された足場は全て木で出来ておりまして、この木がけっこう滑ります。あと、やっぱり靴もジップスライドの着地の時に泥だらけになります。
軍手
絶対にあった方が良いです。コースの移動中にプーリーとカラビナ(木から落ちないようにワイヤーに掛けておく秘密道具)という金属製の道具を何度も付けたり外したりしたり、コースの移動の際に麻縄のロープを全力で握り締めたりします。手がやられます。あ、受付でフォレストアドベンチャーオリジナルの軍手も販売されていました。
ちなみにパークの場所によってはレンタルもあるみたいですね!レンタル料金はホームページに記載がないので、直接問い合わせをしてみると良いかも。かなり泥だらけになるので、お金にモノを言わせての全部レンタルもアリだと思いますw
箱根湯本駅からのアクセス
箱根湯本駅から徒歩10分ほど。
だがしかし!かなり急な傾斜の坂道を登るため、歩いて行くにはけっこうしんどいです。
11月で気温が15度くらいの曇り空の日に駅から歩いたけれども、コーススタート前にじんわり汗をかいてしまうくらいだったので、全力でコースに挑みたい方は箱根湯本駅から出ている、無料のシャトルバスの利用がオススメです。
受付と着替え
到着したら最初に料金の支払いと簡単な必要事項を記入します。
箱根の場合、フォレストアドベンチャーの緑の看板のある入り口を道なりに左に通りすぎ、トイレと併設された小屋に男女別の更衣室があるので、先にこちらで着替えてを済ませてからの受付だと、その後がスムーズかと思います。
ハーネスの装着と最初のブリーフィング(講習)を受けて、その後はフリーでコースにチャレンジ!
フォレストアドベンチャーin箱根のコースを初めて体験してみた感想
想像以上に…
高い。
高い!
高い!!!
お値段ではなく、木の上に設置されたコースの高さが、です。高い所だと10メートルくらい?だそう。コースの上から下を見下ろすと、下から見上げた際の想像以上にめっちゃ高かったですw
スタッフのお兄さんによると、箱根のコースは全国にあるフォレストアドベンチャーのコース中でもトップクラスの高さだそうで、他では最近秩父にオープンしたコースが、ここと競るくらいの高さだそうな。そんな事言われたら、ついつい挑戦したくなりますやんね。秩父。
きっと、ごく普通の生活を送られている人でしたら、あれだけの高さの木の上を命綱2本だけで繋がれ、宙ぶらりんの状態にてワイヤーの上を歩いたり、更にはその高さから飛び降りたりなんぞという経験は、恐らく一生することが無いのではないのかな?とも思います。人生に一度の貴重な経験がたったの3,600円で出来てしまうなんて、これは絶対にチャレンジしない訳にはいかないでしょう。えぇ。
そして個人的に、特におもしろかったのはジップスライドとターザンスイングという、大型アスレチックならではの空中滑走型のアトラクション。
それはなんでか?というと、この2つのアトラクションは全体重をハーネスにどっしりと預ける形になるため、本当に実際に空中に浮いているような浮遊感を味わう事ができるのですよね!ジップスライドはアスレチック系のアトラクションがあるパークではたまに見かけますが、ターザンスイングはかなりレアなのではないでしょうかね?感覚的には、ちょっとしたバンジージャンプみたいな感じでした。空中にふわっと放り出された瞬間のあの爽快感は、病みつきになりそうw
ちなみに、他の方がフォレストアドベンチャー箱根を体験されたブログにあったのですが、ハーネスを着けて空中を滑走するあの感覚はマジで、進撃の巨人における、調査兵団仕様の立体機動装置をリアルに体験している気分ですよ。あれは。もしくは、リアル・スパイダーマンになった気分w 途中、編み込まれた縄を四肢で登る際の心境はまさに、ピーター・パーカーでした。
しかし一方で、どのコースにチャレンジする際にも安全確保のために少なくとも1本のワイヤーを体に括り付けながらの移動になるため、インストラクターさんによる最初の講習をしっかりと聞いていれば、特に大きな危険なくチャレンジする事が可能です。プラスして、そのワイヤーを利用してしまえば、実際はかなり難しいはずのコースもちょっとズルをして楽にクリア出来てしまう事も事実。
でも!
体力に絶対の自信ある調査兵団のメンバーであるあなたには是非、(なるべく)命綱であるワイヤーに頼らずに、自分の四肢だけを最大限に使ってコースをクリアする事に挑戦していただきたいと思います。特に4番のコースは、年間パス保有者のお兄さんでさえクリアできない程に難しいそうです…(後ろからコースを回っていた年間パス保有者の町田在住の外人のお兄さんが言っていました)。
からだオタクが考える攻略のポイント
それでは、もみほぐし屋の書くエントリーらしくクソ真面目にこちらの攻略法を分析してみますと、恐らくですが攻略のポイントとの一つしては、下半身にしっかりと意識を集中する事なのではないかな?と思われます。
高所かつ足場が不安定な木の上に設置されたアトラクションの数々ですが、しっかりとバランスをとる事ができる位置に下半身を安定させることで、下半身の重さを支える腕の力を最小限にしつつスムーズな移動が可能となります。ピラティス的に言うと、腹横筋と骨盤底筋にしっかりと使う点に意識を置き、コアを安定させられる足のポジションを常に意識する事が大切かと思いまする。
おまけ
フォレストアドベンチャー箱根で一汗流した後には、駅から徒歩3分ほどの「直吉(なおよし)」さんがオススメ。大人気の湯葉丼のお味は、優しさと上品な出汁の香りが身体の隅々まで染み渡る絶品でした。
ただし、男性にはちょっと量が物足りないかも?なので、夕食までの腹ごしらえ的な感じでお召し上がりになられると良いかもです。