初心者のメンズが受けてみて感じた、ピラティスがオススメである理由

カラダのこと

photo credit: Robert Bejil Photography via photopin cc

前々から体験してみたいなぁと思っていたピラティス。

ついに体験しましたよ〜

今回体験したのは、僕が通っているJOYFIT春日部店の講座の一つとして実施されていたもの。

ちなみに、講座を受けていたのは僕以外は全員女性でした…笑

でもでも、メンズだって気になるのですよピラティス(/Д`)

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そしてそして。

受けてみた感想を結論からお伝えしてしまいますと、個人的にはオススメです。ピラティス。

そこで僕のような初心者のメンズにもオススメ!の、ピラティスのポイントをいくつかご紹介。

「イメージ」が大事

ピラティス全体に共通するのが、「身体のそれぞれの部分を”イメージ”しながら動きをする」ということ。

これ、言ってみればどんな運動にも共通する基本的な部分だと思うんですけれど、スタジオワークでも割と激しい動きを伴う講座なんかだと、どうしても「動き」の指示がメインになってしまって、身体の細かい部分に意識を向けてもらうことって難しくなってしまうと思うんですよね。

その分、ピラティスのトレーナーさんは、動きそのものよりも身体のどこをどんな風にイメージして動かすのか?という点にかなり丁寧に説明しながらワークを進めてくれます。(※トレーナーさんによるのかも?)

そのため、例えばただ単に手を伸ばす動きだったり脚を伸ばす動きだったりしても、その際に背中や肩や腕〜指先はどんな感覚を持てばよいのか?まで、すごーく細かくサポートしてくれるんですよね。

以前の記事で、腕を動かす時に肩甲骨から意識すると感覚が全く違う感じになるよという記事を書いたのですが、まさにそんな感じ。ピラティスの見た目は地味な動きの連続なのですが、使う筋肉はなかなかハードです。。

身体を使った呼吸法が体感できる

僕が体験したワークでは、まず最初に呼吸についての説明がありましたが、この呼吸方法がすごくよかった。ポイントはこんな感じ。

・息を吸うと肋骨の下あたりが広がるイメージで呼吸する

・息を吸うと背中が動くイメージで呼吸する

・肋骨と肋骨の間の筋肉が広がるイメージで呼吸する

ただ単に吸うだけでなく、身体を使って呼吸する、というイメージですね。

呼吸は中枢神経に作用する効果もあるので、ワーク中に何気なく深い呼吸を意識して続けているだけでも自然とリラックスしてきました。

普段は無意識のパーツを敢えて意識しつつ、身体を動かす

僕が受けたワークの中で言えば背中、前裾筋と腸腰筋、母子球あたりを意識して使った事が印象的でしたね〜

最初に立った状態で脚を肩幅に広げ、母子球を意識して軽く屈伸する運動をしたのですが、もうこれだけで「あ。普段、母子球って全然意識してなかったな〜。今、久々に使えている感じがする」という感覚を覚えました。

あとやっぱり気になったのが背中。

マットの上に脱力した状態で、背中と肩をマットにペターーーと付くくらいに横になるんですが、これがどうにも力が抜けきらないんですよね…日常生活の中でも、無意識のうちに背中が常に緊張してしまっているからなのでしょうが。

敢えて意識して脱力することも大切ですし、脱力している状態を知る事は更に大事ですね。

ピラティスのワークで指示される部分って日常生活ではなかなか意識しないパーツが多いだけに、最初はどこの事を言っているのかなかなか理解が難しい事もあるかもしれません。

でも正解・不正解は無いと思うので、あまり難しく考えずに、「普段の身体の使い方となんとなく違うな〜」という、良い意味での違和感や違いを感じたり楽しんだりすることが大事なのかなーと思いました。

身体の繋がりを感じる事にポイントを置いている

講座内にてトレーナーさんが度々おっしゃっていたのは、「身体の繋がりを意識しながらゆっくりと動かす」という事。これが地味〜に効きますね。ついつい忘れがちなポイントを逐一、指摘してくれるのです。

そのため、ワーク中には身体の隅々までを余すことなく使えます。

指摘してくれるポイントの例としては、身体にとって基礎となる頭と骨盤周りの繋がりを初め、母子球から骨盤〜丹田の繋がり、前裾筋から上腕〜指先までの繋がりetc…初めて受ける方にとっては聞き慣れない部分や考えた事もない身体のパーツもあるかもしれませんが、どれもすごく大切な部分ばかりなんですよね。

動きとしては派手さの無い動きなんですが、60分もワークした後には汗をかいてしまうほどでした。

まとめ

「ピラティス」について調べてみてもまだまだ専門用語も多く、実際に受けてみなければ分からない部分も多いかと思いますが、個人的にピラティスの魅力をまとめていうなれば、

自分の身体を新しく知りながら身体を動かすことができること

そして、

身体のONとOFFを感じる(知る)事ができること

ではないかなと感じました。

よく、「ピラティスとは?」という問いに対して、「インナーマッスルを鍛える」「身体のコアを強くする」という文言がありますが、個人的には鍛えるよりは、身体のその部分を”意識して使えるようになる”という所に、最もピラティスの優位性があるのではないかなーと。

身体にとって大事なのは、”鍛える”ことよりも”うまく使える”ことだったりしますからね。

今回、僕が受けたのは基礎的なピラティスでしたが、それでもロルフィング10シリーズ中にも感じたような、身体が軽くなったような、詰まりが取れたような、そして身体の新しい感覚に初めて気付いたような、そんな感じに近いような感覚を受けましたね〜

まだまだ男性の参加者は少ないであろう、ピラティス。

ご興味をお持ちの方にはぜひ一度、試していただきたいですね!