ピラティスって結局、簡単に言うとどんなもの???

カラダのこと
photo credit: training via photopin (license)

photo credit: training via photopin (license)

先日までのエントリーにてストットピラティスのアカデミーコース内容についてをまとめましたが、

「で。結局ピラティスって、簡単に言うとどんなものなの??」

という点についてを、全くのピラティス初心者であった僕なりにお伝えしてみますと。

 

ズバリ、ピラティスとは、

「自分の身体のリアルな状態を知ることができ、更に本当の身体の使い方を学ぶことができるエクササイズ」

とも言えるのではないかな?と思いました。

ストットピラティスを受けてみて感じたこと

一言で言うと、「気づき」と「学び」を感じましたなぁ。

 

一般的にピラティスの目的とはその流派を問わず、”骨盤と脊柱周辺の筋肉を中心としたインナーマッスル/体幹を安定させ、自分の思うように身体を動かす事ができるようになること”が一つのゴールであるとされております。

もちろん、そのゴール(目標)は絶対に必要ですし、そこに向かうために各エクササイズがしっかりと理論的に体系付けられているのももちろんなのですが、それ以上に、個人的にピラティスをやることによって得ることができるメリットとは、「ゴールに向かう途中にて、自分自身でも気づいていない自分の身体のアンバランスさや苦手な動きとその原因に気づき、それを改善する過程の身体の変化を楽しむ」という部分にもあるのかな?とも感じました。

特にこの、「自分自身でも気づいていない自分の身体のアンバランスさ」って実はかなり大切で、ここに気づかずにバランスの悪い身体の使い方のままにガムシャラにトレーニングをしてしまうと、身体を鍛えるどころかどんどんと身体のバランスを崩してしまう結果にもなりかねないんじゃないのかなぁ…?と思うんですよね。

僕自身も過去に、自分としてはベンチプレスにて大胸筋を鍛えたかったのだけれども、使う筋肉を間違ってしまっており背中の広背筋ばかり硬くしてしまっていたりとか…ありましたねw

なので、せっかくピラティス(特にストット)をやるのであれば、絶対にパーソナルがオススメ。

様々な角度から身体を観察することができるパーソナルトレーニングであれば、自分一人でのトレーニングではなかなか分からない、身体の動きを客観的に見た上での適切な修正やアドバイスが可能であるために、気づかないクセや左右の微妙なズレもわかると思われます。

「そこじゃなくてココの筋肉を使って!」

とか。

「ココが緊張して無駄なチカラが入ってるから、ココはリラックスして」

とか。

 

体幹を鍛えると共に、自分の身体のことをさらに深く知りたい方にはオススメです。ピラティス。

実際にピラティスを受けてみて生じた、自分の身体/意識の変化

自分の身体に対する理解度が上がった!

特に僕が感じたのは、呼吸の大切さとお腹を締める事で感じる、体幹の安定感、ね。

 

「体幹」って…今までちょっとナメてました。ゴメンナサイ。

 

ストットの基本原則だと「胸郭を背中と横に広げる立体的な3Dの呼吸をする」っていう呼吸法が基本になってくるんですが、空気を”背中と横に入れる”という感覚を実際にやってみて初めて体感するとともに、今まで自分がどれだけ浅い呼吸をしていたのか!ということを身をもって実感しました。やっぱりね、呼吸が浅いとどんどん身体も前に前に丸くなるし、どんどん全身の筋肉も縮こまっていくんだよね…現代人は考える事が必要になる場面が増えてきたために頭ばかりで呼吸をしてしまっていて、全身を使って呼吸をするっていう事を忘れかけてしまっているのかもしれませんなぁ。

 

あと、”お腹を締める”ということがどれだけ全身を安定させるのかを、身を持って実感しましたね〜。「お腹にチカラを入れる」とは違うんですよね。お腹を「締める」感じ。言葉の表現を変えると、前の腹を背中にヒュッと近づけてお腹を「薄くする」感じ。そうするとお腹周りをぐるっと後ろから前に覆う腹横筋っていう筋肉が締まって腰椎(背骨)が安定するために、下半身にも上半身にもしっかりと芯が通ったようにチカラが伝わるようになるんですね。簡単なようだけど、コレが実はものすごく大事。

 

現在、ストットの資格取得までは一時的にもみほぐしの仕事に復帰しておりますが、お腹を締めながら身体を使うと安定感が全然違うんですよね。本当に。力仕事の方は絶対にお腹の締め方を学んでおいて損はないと思います。

生活の中で身体の使い方を意識するようになった!

「あ。今、頭が変な位置にあって、首肩に無理な負担のかかる姿勢になってる」

「今、骨盤が立っていないから、このままの姿勢で座っていると腰が痛くなりそう」

「肩甲骨の位置がなんか変だから、肩が無理な緊張してるな…」

などなどという、ちょっとした身体の使い方の違和感にもすぐに気づくとようになってきましたね。コレ、考え方によっては「ちょっと神経質になりすぎィィ!!」って言われるかもしれませんがw

でも、体力の減り方は確実に少なくなっている気がします。何より、仕事後や筋トレ中に変な身体の使い方をしてしまい、事後に身体が痛くなってしまうなんていう事が、ほとんどなくなりました。

身体を疲れにくくさせるには、普段から意識を向けるって大切ですな〜やっぱり。

まとめ

タイトルにて「簡単に」と言った割には、そんなに簡単な言葉でまとまっていないかもw

まだまだ自分の中でもピラティスについては整理段階なので、更に良い表現方法が見つかれば随時、改めてしっかりとまとめてみようと思います。

 

ピラティス、身体変わるよ〜本当に。