以前にも寒さ対策グッズをまとめたエントリー内にてちょこっとご紹介したのですが、とてもとても大切な事で声を大にしてお伝えしたい事であるがために、改めて個別につらつらと書かせていただいた次第でございます。
皆さん。
耳あて（イヤーマフ）の力をなめていませんか？
ダサい！邪魔！女々しい！
なんていう、時代遅れなイメージをお持ちではないですか？
個人的には、耳あてって実は世紀の大発明クラスのグッズなのではないか？と思う程です。そして暖かいだけじゃなく、それ以外にも様々なメリットが。
耳あてが寒さ対策として効果的である理由
特に科学的な検証データや根拠のある話ではないのですが、あくまで僕が個人的に学んだ解剖学の範囲内にて「身体の造りから考えると、当然、こうなるのだろうな」と考えてみた影響です。
耳には重要な神経が通っている
近年では耳つぼ療法なるものも多く見受けられていますように、実は耳にも多くの神経が、そしてその中には身体の機能を維持するために大切な自律神経も通っています。（自律神経＝内蔵の動きや血管の機能等、身体が自動的に健康な状態になるようにキープしてくれる神経）
中でも耳を通る自律神経の中で代表的なものが、顔面神経と舌咽（ぜついん）神経というもの。
顔面神経は名前の通り、表情筋という顔全体の筋肉を動かす役目を担当しているものです。そしてあまり聞き慣れない舌咽（ぜついん）神経の機能は、僕らの舌の感覚や喉の運動機能に関係している神経なんですね。
じゃあ、なぜ耳にある自律神経が大切なのか？
さて。なんでその顔面神経と舌咽神経が大切なのか？というと、簡単に言うとこの２つの神経が頭・顔・内蔵に影響大だからなんですね。
耳が冷えて顔の筋肉が動きにくくなると、顔と繋がっている頭の筋肉・首の筋肉も動きにくくなります。するとこれは単純に、頭痛・首周りの凝りの原因の一つになりますね。さらに僕らの舌は当然ながら、喉〜胃などを通って僕らの内蔵に繋がっています。内蔵の動きが悪くなると食物からエネルギーを吸収する効率が悪くなってしまうので、身体を温めるためのパワーを得ることも大変になってしまう…
と、こんな影響が起こってくることが予想されます。
耳の根本の筋肉は顔〜首に直結している
更に今度は筋肉への影響につきまして。
身体の中での耳の配置を見れば一目瞭然なのですが、耳って顔〜頭に直結していますよね。もっと言うと、耳の下あたりから鎖骨まで繋がっている胸鎖乳突筋という筋肉は、耳から首全体に繋がっているのです。
つまりどういうことか？
上の神経の影響と重なる部分でもあるのですが、これは
耳が冷えると、首が冷える → 首が冷えると、肩が冷える。
と連鎖しますね。
冬場は寒さから逃れようとするためにどうしても首元をすぼめがちになりますが、あの「肩をすぼめる動作」って実は、本能的に耳を温めようとしてすぼめているのかも…？なんて思ったりもします。
耳を抑えられると、なんか落ち着く
はい。詳しい理由は分かりません。
でも落ち着きますよね？？？
…と、まぁ解剖学的な言葉ばかり並べてもよくわかりませんので、イヤーマフをすると暖かいしなんか落ち着くし冬の頭痛や冷えからくる肩コリ対策にも効果的だよ！！と覚えておいてくださいね。
最近の耳あてはオシャレですね
さて、うんちくはこの辺にいたしまして、オシャレ耳あてを幾つかご紹介を。
最近の耳あてはカジュアルなものからガーリーなもの、更にはスーツにも合うもの等、デザインも幅広く作られております。
折りたたみも可能でビジネスシーンにもバッチリ
最近のメンズ耳あては頭の上からはなく、後ろから装着するものが主流なのです。これならばほとんど頭に耳あてをした跡も残らないため、スーツやビジネス時にも問題ナシ。
こちらの商品のようにコンパクトに折りたたみが可能な耳あても多いため、移動中でもかさばらない所が更にグッド。ちなみに最近の耳あてには中に大きさ調節用のワイヤーが入っているので、頭の大きさに合わせてサイズは自由に調整可能です！
紳士にもピッタリなエレガントな耳あても。
マットな質感が大人の色香を感じさせます。
そして近年人気のオロビアンコ製の耳あても。
定番の輝く光沢生地にオロビアンコのロゴが生えますね！
ヘッドホン・通話機能付き耳あてもございます
そして耳あてにてしっかりと防寒しつつ、更にはそのまま音楽を聴くことが出来てしまう便利なものも。
こちらのタイプは耳あて＋マイク機能付き。つまり耳あてを付けたまま通話も出来てしまいます。「冬場に外で電話をすると、耳は寒いし携帯を持つ手は冷たいし…」というお悩みもこれで一発解消ですね。
なんと！ヒーター機能も付いております
そしてついには自ら暖まる機能を搭載した耳あてまで登場しておりました。
ただでさえめちゃくちゃ暖かい耳あてに、ヒーター機能が搭載されています。これはすごいですね。ぜひとも極寒の雪山に装備していきたいグッズです。
まとめ
しつこいくらいに繰り返しとなりますが、厳しい寒さにお悩みの方はぜひ耳あて／イヤーマフを、騙されたと思って一度お試しくださいませ。まずはお近くのショップやドン・キホーテ等にて試しに耳に装着してみるだけでも結構です。
その暖かさに、絶対にハマります。
それに暖かさ云々の前に、耳をふわっと包み込まれると感じるあの安心感は他のグッズではなかなか感じる事のできない魅力でもありますよね。
究極、家の中での耳あて着用もアリなのではないかと思います。笑
オススメ！
