ディズニーの3Dアニメ最新作、ベイマックスを早速見てきました！
（※ネタバレアリなのでこれから観るよという人はお控えくださいね）
感想としては…
素直に、おもしろかったです！
モンスターズインクとかトイ・ストーリーといったディズニーの3Dアニメ好きの人には間違いなく楽しんでいただけると思いますよ〜
ディズニー流の、正統派王道ヒーロー系作品という感じです。
良い意味でのCM詐欺
たぶん、TVCMを見て映画館に足を運んだ人の半数以上がこう言うのではないでしょうか。
「ちょｗCMのイメージと全然ちゃうやんｗｗｗｗｗ」
…はい。”良い意味”で期待を裏切られましたベイマックス。
元々、アメリカ版CMと日本版CMがかなり違うよとネット上では評判でしたもんね。ネットの情報に敏感な方であれば公開前にこの違いをご存知だったのかもですが、あまりネットにご縁のない多くの方々はTVCMのイメージを持ったままに映画館に足を運ぶはず。
そこで、
”今は亡き、兄の作ったケアロボットと、一人残されたその弟との心温まるハートフルストーリー”
という内容を想像して映画を見に来た人に、この内容は強烈なボディーブローのように効きます。
そしてTVCMと本編のイメージの違いに驚いた人はすぐにそれを誰かに伝えたくなり、その驚きのクチコミがだんだんと広がっていく…
そこまでの反響を予想してのあのTVCMだったらすごいですなぁ。でもきっとそれを狙ってやってるんだろなぁ。やられました！
ベイマックスの愛らしさ
体型を生かしたコミカルな動きや、ロボットらしい、分かってるんだか分かってないんだか謎なとぼけたセリフ、危機的状況にも関わらず危機感のない感じなどなど、見た目通りの素敵なキャラ立ちをしていましたね〜
僕が観た回はレイトショーだったために大人の観客ばかりでしたが、それでも所々で劇場内に大きな笑い声が響くほど！ちなみに僕は一人で観に行っていたのですが、それでも声を上げて笑ってしまいました。笑
あれは上映後にベイマックス人形を買いたくなりますわ。
スピード感のあるアクションシーン！
アクションシーンはまさにアベンジャーズよろしく、めちゃくちゃスピード感がありましたね！マイクロボットを始めとする細かーい物体の表現なんかもすんごく凝ってるんだよなぁ。すごいなぁ。。。
そして個人的にぐっと来たのが、カメラアングルの表現方法について。映像の中に焦点の変化を敢えてのボケ感を出すことで、実際のカメラで撮影しているようなシーンを多様していたため、「これ、実際に映像を撮影しているのでは？」と見間違うほどにリアルなシーンがいくつもありました。
あと、海の中のシーンや水飛沫まですんごくナチュラルですよね。ホント、映画を見ながら感嘆の声を上げたくなる程でした。素敵すぎる。
日本的な描写がたくさん
これはこの映画の元々の原作が日本人６人が主人公という設定からの名残りなんだろうけど、映画内に日本的な描写が沢山ありましたね〜
舞台の都市の名前が”サンフラントウキョー”だったり、瓦の家が登場したり、街中の建物の看板が漢字表記だったり、招き猫が置いてあったりなどなど。海外から見ると、日本らしさっていう部分はこういったポイントになるんだな〜と参考になります。
続編が制作されそうな雰囲気満載
チームのメンバーが皆、ヒーローになる最初のスタートを切ったばかりなので、まだまだこれからいろいろと強くなっていきそうな雰囲気がプンプンしますね。スパイダーマンとかアイアンマンの第一作目を見たときのような、ごく普通（？）の人がスーパーヒーローになっていく途中のようなワクワク感！
まさに”マーベル作品の１作目”という感じです。
あとディスニーの新型ライドに使えそうなシーンも沢山ありましたね。トゥモローランドのリニューアルに合わせて何かできるのかな〜
まとめ
ディズニー映画らしく、テンポよく分かりやすくハラハラ・ワクワクありの満足度の高い作品でした！
いつも映画は字幕で観る派なんですが、ベイマックスは吹き替えの方がオススメかも。吹き替えでも十分にテンポも良く、各シーンにて表現されている微妙なニュアンスが、より直感的に伝わるかなと思います。
ぜひ劇場にてご覧になってみてくださいね〜
ではでは。
「ばらららららら」
