こんにちわ。ひろしげ(@hiro0524)です。
世の中にはいろーんな形のマッサージがありますが、僕は個人的にはタイ古式マッサージがなかなか好きなのです。
初めてタイ古式マッサージを受けたのは確か、20代前半の頃にタイに旅行に行った時かな?現地にて観光がてら、話しのネタになるかなーくらいの軽い気持ちで受けたんですが、確か90分コースで日本円にして1,000円もしない激安さで、しかも
めちゃくちゃ気持ちよかったなー
という記憶だけ残っていました。
当時は今の仕事はしていなかったので技術がどうのこうのとかは全く分からないで受けましたが、それにしても気持ちよかったですね〜
しかし、元々、肩凝りがなかった人間であった僕はその後、日本に帰ってから日本にて受けに行くという機会はありませんでした。
タイ古式マッサージを改めて受けたのは数年後。
この仕事を初めてある程度いろんな手技を受けてみた後、ふと、「今までに自分が受けてみて気持ち良いなって思えた手技ってどんなのだろうな?」と考えたときに、過去に経験のあったタイ古式を思い出し、勉強がてら久々に受けてみたところ、まんまとハマったという訳でした。
なので最近は自分のからだのリセットと技の勉強を兼ねて、タイ古式マッサージを受けに行っております。
ということで、先日久々にタイ古式マッサージを受けて感じた、”素人から見た”タイ古式マッサージのオススメポイント3つ。
素人なので、「タイ古式マッサージはタイ王国に古くから伝わる。。。センと呼ばれる生命エネルギーの流れを。。。心身ともにリラックスを目的として。。。」のようなタイ古式の詳しい効能やら歴史やらはわかりません。笑
あくまで
自分で受けてみて感じた
オススメポイントです。
ちなみにこの感想は僕が今まで受けたタイ古式マッサージを元にしてますので、店やスタッフによっては細かい流れやサービスが異なる所もございますので悪しからず。
photo credit: Pembleton via photopin cc
仰向け状態での脚からのスタート
タイ古式マッサージの大きな特徴としてはまず、これですかね。
よくある整体やリラクゼーションのマッサージはうつ伏せ状態で背面からスタートすると思うんですが、タイ古式マッサージは仰向けになった状態で脚の方からスタート。
これが想像以上にリラックスできるんですよね〜
おそらく仰向けだと身体に無駄な力が入らず、受けている最中でも呼吸が楽に出来るっていうのが大きいと思います。
そして脚からスタートするというのも、からだに疲れが伝わる流れから考えるととても効果的。
僕らが生活する上で、誰でも毎日必ず使う部分というのが脚です。24時間のうち睡眠時間の6〜8時間を除いても16〜18時間くらいは地面に付いてます。ってことは、1日に16〜18時間もの間、あなたたちの重い大切なからだをたった2本の脚でずーーーーっと支えてくれている訳です。
そりゃ疲れるっしょ。
そう考えると、下半身の疲れが全身に影響するよっていうのもなんとなくイメージしやすくないですか?最近流行の「ふくらはぎマッサージ」の考え方も納得です。
【参考】そもそもなんで脚がむくむの?を血流の視点から考えてみたら気付いたこと
つまりタイ古式マッサージのように脚からスタートするっていうことは、まず下半身の血流が良く流れるようにすることで全身の血流が良くなるため、後半に触れて行く上半身の筋肉も緩みやすくなると思われます。
脚って大事。
ストレッチ系の手技が多い
次にタイ古式マッサージの一番の特徴がコレでしょう。
受けた事ある人なら分かると思うんですが、タイ古式マッサージはストレッチ系の技が非常に多いんですよね。
特に下半身だけでなく上半身のストレッチのパターンもかなり多いのが気持ち良いのです。
更に、これは先日受けていた際に気付いたんですが、そのストレッチもただなんとなく流れとして取り入れられている訳じゃないんですよね。上半身でも下半身でも狙った部分に関して、
指圧系のように少し深めに押す→押した部分周辺をストレッチで伸ばす
といった流れが全体的に共通しているんですよね。深く押す→ストレッチで仕上げるというような感じ。
この流れを踏むことによって、深く押すことで狙った部分周辺の筋肉を万が一、緊張させてしまう事があっても、その後のストレッチの効果によって緊張した筋肉をリラックスさせてあげるという効果が見込めます。そのため終わった後には、からだを”押されっぱなし”のような違和感がとても少ないんですよね。
これでもか!
というくらいいろんなストレッチが取り入れられているタイ古式マッサージは、受けているだけでも勉強になりますよ。
※注)以前、僕がタイ古式マッサージのスクールでちょっとだけ習った際には揉みとストレッチの順番に関して、このような理論的な部分までは教えられなかったので、ここまで考えられて構成されているのかどうかはわかりません。でも長年の歴史上の経験からそうなっていたとしたら、タイの歴史はすごいですね。
ほぼ直接、施術者の力がカラダに伝わる
これ何が言いたいかというと、タイ古式を受ける際は基本的にな薄着なので、施術者の圧をよりズシンと感じるよっていうことです。
一般的には、どこのタイ古式マッサージでもパジャマのような布生地やTシャツのような軽くて薄い素材の衣服の着替えが借りられます。そして施術の基本の形は、その薄い素材の服の上から直接触れながらの形になります。からだをタオル等で包んだ上からではなく、タオル無しの服の上から直接なんですよね。
これが実はかなり意味のある特徴かなと思います。
「そもそもからだに触れられる事自体に抵抗がある…」
っていう人は別ですが、
「より効果的にマッサージを受けたい!」
という場合ほど、なるべく身につける衣服は薄く軽い素材の方が良いです。そのほうがからだが開放的になるので気持ち面にもそれが影響し、よりリラックスした状態でマッサージを受ける事ができるんですね。
あとこれは最近、個人的に思ったですが、その究極の形がオイルマッサージなのかなと。
素肌に直接触れるために施術側も力を伝えやすく、受ける側もほぼ裸に近い状態だと抵抗する気力を無くす(?)のか、無駄な力がほとんど入らないで済むんですよね〜
からだってホント不思議。
僕がいつもお世話になっている埼玉の大宮にあるタイ古式マッサージ店は薄いパジャマに着替える形式なのですが、いつも上下ともにあのぺらぺら素材のパジャマに着替えた際のリラックス感は、たまらないもんです。
以上。
素人から見た、タイ古式マッサージのオススメポイントでした。
合う合わないは人それぞれですが、ストレッチ系やじんわり押されるのが好きな方にはぜひオススメですよ〜