6月6日。
ついに最終回の10回目を受けてきました。
10シリーズを終えて1週間くらいしてからこの記事を書いていますが、リラックスして全身に意識を向けてみると、まだ反応が続いている感覚があります。
photo credit: gp314 via photopin cc
↓前回の感想はコチラ。
前回のセッション後からの変化
9回目を受けてからは、やはり引き続き背骨周り〜首までが常に反応しているような、頭がしっかりと背中〜首の上に乗らない状態だと気持ち悪いような、そんな感覚が続いています。そこに加えて最近では更に、胸の前側が次第に開いて来たような感じになってきました。肩が内側に丸まっていたような状態であった身体が、しっかりと肩甲骨を引いて胸を張ったような姿勢になる感じ。無理にその姿勢を作っているのではなく、楽な状態になろうとすると自然とそうなる感じです。
ちなみに最近、僕の昔の猫背状態を知る友人に久々に会ったんですが、椅子に座っている状態でも背筋がピンと伸びているので、あまりに姿勢が良すぎてちょっと気持ち悪いと言われました。笑
だってしっかりと背中が腰の上に乗っていないと、逆に疲れるんですもの…orz
今回のセッション内容で印象に残った動き
特に変わった動作はなかったのですが、身体の反応で非常に興味深い事がありました。
今回はセッションの最初に、「普段、どのような姿勢でいることが多いですか?」とロルファーさんに問われ、仕事柄、前傾姿勢で親指に体重を掛けることが多いです、と答えたんですね。
その後セッション中に、仰向け状態にて右の手指に触れられている際。
僕は右利きなので仕事中は特に右手の親指をよく使うんですが、その右の親指をロルファーさんに触れられている際、だんだんと身体の右側全体が軽くなったような緊張が取れたような感覚になり、その後驚く事に、右側全体の軽い感じが次第に左半身にも移動して行くような、じんわりと右側から左側まで溶けていくような、そんな不思議な感覚がありました。
右手の緊張や固まりが、右手だけでなく右半身全体、もっというと左半身にまでここまで影響を与えているとは気付かなかった…。
あと起き上がって立った状態にて、片足を前に出した状態で、手を後ろに押し出しながら胸は前に押し出すというような不思議な動作をしました。たぶん身体のパーツパーツを繋げているんだろうなという動き。
今の自分には何をしていたのだか分からなかったけど、これがいつか理解できるようになりたいものだと思った。
今回のセッション後の変化
セッション前に少し歩いた際に気になっていた、腕の付け根(大胸筋・小胸筋)あたりの詰まりというか重さが軽くなり、歩く際に自然と腕が前後に振れるような感じになりました。
そして一番印象的だったのが、胸が今までよりも更に自然に開いている事。言い方を換えると、胸が上を向いているというような感じ?無理に背中側に力を入れて胸を張るような姿勢ではなく、自然と背骨の上に背骨が乗っているような感じ。それを骨盤でしっかりと支えている感じ。
全身の感覚も今までより更に緊張がなくなり、体中の詰まりが取れたような、そんな感覚でした。
その他、思ったこと
ロルフィング10シリーズ、ついに10回終了しました。
10回受け終わっての身体の感覚を、ありのままに言葉で表現すると…
身体がしっかりと、足腰に乗るようになりました。
という印象です。
骨盤が立って、その上に背骨がしっかりと乗って、その上に頭がしっかり乗っている。その状態からバランスが崩れると身体が危険信号を発して、しっかりとした位置に戻そうとしてくれる。そして位置が戻る度に、以前よりも更に楽な状態がある事に、カラダ自身が気付く。
…うーむ。文字にするとホント、意味の分かりにくい感覚ですねw
でもこんな感覚なんです。本当に。
ロルフィングを受ける前と後では、同じ自分の身体なんだけども全然違う身体になった感覚。
受ける前は特に身体に異常もなく、ちょっと半信半疑な状態で受け始めた僕でさえここまでの変化を実感することが出来たのだから、日常から身体に負荷を掛け続けている人が受けた場合の反応はそれ以上なんだろうなーと思います。マッサージや整体とは全く異なる感覚。
ようやく受ける準備が整い、スタートした10シリーズでしたが、「やはり自分はこれを勉強したい!」と再認識させてもらった10回のセッションでした。
改めて僕が10シリーズを受けて感じた事・感じた身体の変化をまとめようと思います。