昨年くらいから僕が密かにハマっているもの。それは、「水出しコーヒー」でございます。
最初は街中のカフェにて水出しコーヒーが置いてあるお店を探し回っては堪能させていただいていたのですが、だんだんと流行ってきてはいる印象はあるものの、まだまだ水出しコーヒーをメニューに取り入れているカフェが少ないのが現状。
「いっその事、自宅で作ってみようかな?」と思い立ち、ネットにていろいろと調べつつ、さくっと作ってみた所、これが思った以上に美味しかったのです…!
本当に簡単なので、その方法をご紹介しますね。
水出しコーヒーとは?
通常はお湯で抽出するコーヒーを、水でゆっくりと時間を掛けて抽出して出来たコーヒーが、一般的に「水出しコーヒー」と呼ばれていますね。更に詳しく分類すると水出しの方法には2種類あって、「①浸透による抽出」と「②濾過による抽出」方法があるそうでございます。
②はホットコーヒーを淹れる際のように、挽いた豆をフィルターに入れ、その上から少しずつ水を浸透させていく方法。この方法は簡単ではあるものの雑味も出やすく、あまり一般的ではないようですね。①はフィルターに入れたコーヒーを水に浸し、ゆっくりと時間を掛けて水に抽出させていく方法。僕らがよく聞く「水出しコーヒー」はこちらを指す事が多いですね。
今回、僕がチャレンジしたのは①の水出しコーヒーです。
事前に用意するもの
水出しコーヒー用の容器
オススメはこちらのハリオの水出し珈琲用ポッド。
網目が超細かいフィルターがセットになっているので、挽いた豆をそのまま入れるだけで水出しコーヒーが作れる優れもの。ちなみにこちらは水出し紅茶にも使えるそうです。
水出しコーヒー用の豆
水出し用に使うコーヒー豆は、コクと苦味をしっかりとした持った「深煎り」の豆を、「中細挽き」にて挽いたものがオススメだそうです。
ちなみに僕は某カルディさんにて「リッチブレンド」を「6番」の挽き方にてお願いしました。挽き方については番号で言わずとも、店員さんに「この豆を水出し用に使いたいんですけど…」と伝えたところ、「じゃあ6番で挽きますね〜」と先回りして理解して挽いてくださいましたよ〜。デキる女性、素敵です。
ちなみに、コーヒーは水で抽出するとカフェインの成分が溶け出しにくく、口当たりがさっぱりとした口当たりとなるそうです。カフェインが苦手な方にもオススメですね!
事前に準備するものは、コレだけ!
家庭でも簡単!水出しコーヒーの作り方
①ポッドに挽いたコーヒー豆を50g入れる
ハリオのポッドの場合、フィルター部分の6分目まで粉を入れると約50gだそうです。個人的には50gではちょっと濃すぎる感じがしたので、フィルターの4分目くらいの量で作るようにしています。
②軟水を注ぐ
フィルターに入れた豆の上から、水を注ぎます。この時に使用する水の目安は、挽いた豆50gに対して水650mlとのこと。
ちなみに、水出しの際に使用する水はなるべく硬度の低い水である「軟水」がオススメだそうです(国内のミネラルウォーターはだいたい軟水のようです)。この理由は、硬度が低い水ほどカルシウムやマグネシウムなどの含有率が低くなるため、コーヒーを抽出した際にコーヒーの味を邪魔しにくくなるためだそうですね。
水を入れた後は、軽くかき混ぜると良いそうです。かき混ぜすぎると苦味が強くなるそうなので、お好みで。フィルターに傷がつかないようにお気をつけて。
③冷やして8時間放置する
あとは冷蔵庫にて、放置プレイでOK。完成まで約8時間です。
超簡単ですね!
水出しコーヒーを自宅で作ってみての感想
挽いた豆をポッドに入れて放置するだけの超簡単な「自宅 de 水出しコーヒー」ですが、その味の方は想像以上にGoodでした…!じんわりと成分を抽出したためなのか、市販されているアイスコーヒーよりも香りや深い苦みが濃くなっているようですね。
ちなみに、何度か水と豆の量を調節しながら作ってみたところ、普段はマイルド系のコーヒーが好きな僕の好みとしては、水500mlに対してコーヒー豆40gくらいが個人的にベストなお味の水出しコーヒーとなりました。深煎りの豆ですと元々の香りがかなり濃くなっているので、次に豆を試す時には深煎りと浅煎りの中間くらいの豆でも試してみようかなと思います!