性格とコリの関係性を妄想したり。

カラダのこと

 

この仕事をしていると不思議なもので、揉んでいてスーーーっとほぐれる人・ほぐれない人っているんですよね。

仕事を始めた当初はそんな事を考える余裕もなく、ひたすらせっせと揉む毎日でしたが。笑

リラクゼーションの仕事を初めて2年ちょっと経った現在、お客さんのカラダに触れながら、

筋肉にもいろんなパターンがあるのだなーと感じております。

 

よくある筋肉のコリ方のパターン

・手のひら軽くさすっているだけで、カラダが緩んでいく人

・コリ周辺を指でじんわり押すように揉むと、氷が溶けるようにほぐれる人

・硬くはないのだけれども、”これはゴムか?”というくらい、弾力性のある筋肉の人

・指でも肘でもびくともせず、岩のようにガッチガチな筋肉の人。通称、ぬりかべ。

etc…

などなど。一言で肩凝りと言っても、筋肉の状態って本当に人それぞれなんです。

 

この筋肉の張り方の違いって、専門的な言葉で言うと筋緊張(muscle tone)の違いによるものみたいです。

簡単に言うと、筋肉が張ってるか張ってないか、みたいな違いなんですけどもね。

 

そうなんです。凝り方って、人によって全然違うんです。あなたのそのコリは、あなただけのものなのです。

 

性格とコリの関係性?

カラダの事をほぼ知らない状態からこの仕事を初めた僕なんですが、毎日毎日、いろんなパターンの凝り方の人を見ているうちに、だんだんと人によって上のようなパターンがあることに気付いてきました。

 

で。ただ、ひたすらにコリを取る作業をするだけではつまらないので、初めて担当するお客さんの場合、

その人の仕事の業種やぱっと見の印象と凝り方の関係性みたいなものを、個人的にいろいろと考えてみることに。

そこで見えて来た関係性は、例えば…

 

・真面目そうな人。ぱっと見の印象や会話の内容が真面目、自分に厳しそうな人

→ガチガチに硬い。一部が極端に筋張っていたりする。

 

・フランクな人。物腰や言葉のやりとりが柔らかい、おおらかな印象の人

→硬いコリがあっても割とスーーっとほぐれる。素直なコリといった印象。

 

・我慢強そうな人。一見、やさしそうだけども会話をしてみるとどうも頑固そうな感じの人

→そこまで硬くもないが、なかなかほぐれない。強押しが好きな印象。

 

…などなど。

(※注:これは僕の独断と偏見にまみれた、勝手な印象です。深くお気になさらずに!)

 

本当に勝手な(?)、データ数も検証方法も曖昧な意見なのですが、ある程度の傾向って見えて来るような気がするのです。

最近では自分なりに、逆も考えたりしています。

つまり、パッと見は怖そうな方でも筋肉がすんごくほぐれやすいと、「あれ。この人、実はすごく優しくて素直な方なのかな?」なんていう妄想をしたりしながら揉みほぐしています。

 

スタッフさんのカラダで試してみた

で。自分の空いている時間を使って試しにお店の他のスタッフさんのカラダをお借りして揉んでみたんですが、

これがけっこう、カラダの凝り方と性格って似ている(ような気がする)のです。

みんなに優しいけども、プライベートでは女手一つで2人の娘さんを育てて来た肝っ玉母ちゃんのスタッフさんは、硬くはないけどもすんごい頑固なコリだったり。

どんな仕事でも常にトップの座をキープしてきた負けず嫌いの女性スタッフさんは、どうにもこうにもほぐれないくらいガッチガチのコリだったり。

 

いや、ホントにおもしろいんです。この性格とコリの関係性。

これはね、ぜひどなたか研究者さんにデータをしっかり取って検証していただきたいんですけどもねぇ…個人的には。

実験に協力してあげてもいいよ!というあなたは、ぜひ、岩槻の国道沿いのリラクゼーション店までいらしてください。笑

 

で。個人的に思う事

もし性格と肩凝り、もっと言うと性格と病気にも関係性があるとするならば、カラダの不調に大して、メスを入れたり薬に頼る以外の新たなアプローチ方法が何か見つかるのではないかな?と思ったりしてます。

や。信仰的な方法や精神論は嫌いなので、何がどう影響してどう体に作用するのか?みたいな所が論理的でなくては実用的ではないと思うんですけどもねー。

 

筋肉に関する分野って、海外では多く研究されていたりするみたいなんですが、日本ではまだまだ研究の少ない分野のようです。なんでなんだろね。筋肉って実はかなり大事だと思うんだけどね。お金になりにくいのかね?

 

性格と筋肉の関係性。ぜひ深く調べてみたいものです。