先日。パーソナルトレーナーをされている先輩に、こんな事を伺いました。
「日本人は欧米人と比較すると、もともと、骨盤がかなり後傾してるんです。」
ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。これはまだまだカラダに無知な僕には、衝撃的でした。
なんでなんでなんで?????
と、思ったら気になってトイレにも行けない性格の僕。いろいろ調べてみました。
日本人と欧米人の骨盤の違い
日本人なら(?)男女問わず、誰も一度は、欧米人のヒップの高さに目を奪われたことがあるでしょう。
男なら、幼い頃に見たあの爆弾のようなボディ。正視できないほどの衝撃でしたね…。
実はあのヒップには、そもそもの体質による違いがあるそうです。
昔から農業が主体だった日本人は長時間、中腰による作業が多かったため、骨盤を後ろに倒して体全体のバランスを取る姿勢に慣れていたそう。
対して欧米人は狩猟文化が長かったこともあり、骨盤を立てて構える姿勢が多かったそう。
日本人と欧米人の骨盤は、平均で言うと10度くらい違っているそうな。
骨盤を横から見た図。
うーむ。確かに自分の腰を改めて見てみると、後傾しておる…
生活習慣と骨盤
更には、日本人と欧米人の生活習慣からも違いが出ているみたい。
日本は床や畳に座る習慣が主であった一方、欧米では椅子に腰掛けるスタイルが一般的。
でしたが。
近年、日本の生活スタイルの欧米化に伴って、椅子に腰掛ける習慣が増えて来た結果、日本人のカラダは急な生活習慣の変化に慣れる事が出来ずに、腰痛や腰から来る肩凝りに悩む人が急速に増えたそう。
この解説を見たとき、「なるほどねーーーー」と思いましたわ。
椅子での生活が根付いて来たのも、ここ2〜30年ですもんね。
僕らの祖父祖母の世代の時代には、椅子は恐らく、お出かけ先のお店や裕福な家庭にしかなかったものね。
なんで日本人は骨盤をうまく使えないのか?
その理由は簡単に言うと、筋肉の付き方が大きいみたいです。
骨盤周辺で大事な筋肉と言えば、大腰筋(だいようきん)と腸腰筋(ちょうようきん)てやつ。
赤丸のが大腰筋で、左下のが腸腰筋ね。
そう。腰って、背中側だけに筋肉があるんじゃないんですよ。
実は前側から背中側を引っ張る感じで支えてるの。腸腰筋に至っては、太もも側というか下から腰を引っ張って
バランス取ってるのです。
(なので僕は、”腰が痛い”というお客さんにはこの部分のストレッチを多めにしたり、
仰向きでこの辺りを緩めたりよくします。)
で。日本人てこの部分の筋肉が、欧米人に比べてかなり弱いらしい。
ひどい場合、太さに2倍くらいの差があるさしい。なるほど。そりゃ骨盤も立たないわ。
ロフトでたまたま見つけた衝撃的なグッズ
そもそもの腰痛を緩和するにはやっぱり、上で説明した大腰筋・腸腰筋をしっかり使えるようにするトレーニングが大事。
な、の、で、す、が。
「そうなのよね〜、運動しなくちゃってのは分かってるんだけどね〜、時間がねぇ〜〜〜」
という言い訳(?)をされる方が120%なので。
(そりゃ、運動してたらもみほぐされにちょくちょく来たりしないよね。)
先日、ロフトでかなりすごいもの発見しました。
これ。ちょっとお値段するんだけどもね、実際、座ってみると分かるんです。
めっちゃ骨盤、立つんです。
店頭にお試し用みたいなのあったので、ぜひ試してみて欲しい。
ホントにびっくりした。
家のPC作業用の椅子がなんだかしっくりこない感じだったので、自分でもコレ使用中。
改めてレポしようと思っておりますので、しばしお待ちを。
いや、でも本当に腰痛治したかったら、やっぱりもみほぐしだけじゃなくて
運動しようね。